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応用材料強度学

科 目
応用材料強度学
区 分
機械工学科科目群
授業コード
14148
開設セメスター
5S
曜日・時限
春 水/56
単位数
2単位
担当者名
佐野村 幸夫
授業の概要
機械や構造物は使用中に突然壊れることがある.これは多くの場合機械・構造物の部材が適切な形状で造られていなかったり,予期せぬ環境条件の変化や長い間連続して使用されていたことに起因する.本講義は種々の使用条件下における材料の強度評価と破壊の関係およびこれらを考慮した材料選定の考え方を学ぶ.
到達目標
材料の強度評価するための応力と変形の求め方を習得し,各種強度評価法を理解する.
授業計画
テーマ
内 容
第1回目
材料の強度評価法変形,応力,材料の力学的性質
第2回目
丸棒のねじりせん断応力,横弾性係数,ねじれモーメント,極断面係数
第3回目
伝動軸トルク,伝動動力,許容せん断応力
第4回目
はりのたわみたわみの基礎式,片持はりのたわみ,支持はりのたわみ
第5回目
不静定はりのたわみ両端固定はりのたわみ
第6回目
座屈偏心荷重を受ける短柱,オイラーの式,座屈強さ
第7回目
組合せ応力垂直応力と曲げ応力の組合せ,斜面上の応力,主応力
第8回目
同上Mohrの応力円,曲げ応力とねじり応力の組合せ
第9回目
フックの法則弾性定数の関係,3次元状態でのフックの法則
第10回目
降伏条件と破壊条件トレスカの条件,ミーゼスの条件,最大主応力説
第11回目
環境温度による強度変化全溶接船「リバティ号」の破壊,延性-脆性遷移温度,クリープ,高温強度
第12回目
材料の疲労S-N曲線,繰返し応力,疲労破壊のメカニズム
第13回目
プラスチックの種類と強さくびれの生成と伝播,白化,クレイジング
第14回目
複合材料の種類と強さFRP,複合則
第15回目
材料選択の考え方力学的性質,力学的性質以外の性質,表面特性,価格と入手しやすさ,製造特性,外観特性

使用テキスト
図解 材料強さ学の学び方/町田輝史著/オーム社/\2,900
参考文献
必要に応じて講義中に紹介
成績評価方法
定期試験,レポート

更新日:01/23/2003

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