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社会と文化

科 目
社会と文化
区 分
教育学科科目群
授業コード
16143
開設セメスター
1S
曜日・時限
春 金/34
単位数
2単位
担当者名
河野 銀子
授業の概要
ヒトが人間になり、さらに当該社会で期待される成員になるプロセスを「社会化」という。つまり、社会化とは、言語や知識・価値や行動様式などの文化獲得を意味する。学校教育は、このプロセスを伝達する意図的・組織的な場である。この授業では、社会と学校に対して文化からアプローチする。特に、「ジェンダー」の視点を中心に授業を展開する。
到達目標
文化的に形成された男女の差異を前提した生活が制度のあり方が、現代の社会にミスマッチであることに気付き、新しい人間・文化・社会のあり方を考察する力の修得を目標とする。
授業計画
テーマ
内 容
第1回目
文化の社会的機能教育・情報・消費行動にみる文化の様態
第2回目
文化的再生産理論差異化戦略としての文化、文化的再生産と不公平
第3回目
「文化」と「社会」文化現象の多様性、文化と社会の関係
第4回目
社会の中の家族夫婦は男女か? 生殖技術と「親」「子」関係
第5回目
結婚の変遷社会制度としての結婚、多様化する結婚
第6回目
子育てとジェンダー密室育児、父親の育児参加
第7回目
学校文化文化としての学校
第8回目
学校化社会学校的文化の拡大
第9回目
ジェンダーと文化多様なジェンダー、フェミニズムの諸理論
第10回目
教育とジェンダー構造ジェンダーの社会化、教育に見るセクシズム
第11回目
学校教育とジェンダージェンダー・サブ・カルチャー、ジェンダー・トラック
第12回目
教科学習とジェンダーストラテジーとしての「ジェンダー・カテゴリー」
第13回目
ジェンダー化から平等へ機会の平均、学校知の再検討
第14回目
諸外国での試みジェンダー公正のための社会制度の構築
第15回目
新しい「社会」と「文化」男女共同参画社会、多様な他社との共生に向けて

使用テキスト
『文化と社会』(宮島喬・藤田英典)放送大学教材
参考文献
『家族論』(原ひろ子)放送大学、『ジェンダーの社会学』(江原由美子・山田昌弘)放送大学、『男女共同参画社会をつくる』(大沢真理)
成績評価方法
(1)平常点(出席+グループワーク)=40%、(2)積極性(予習・話題提供など)=10%、(3)期末テスト(授業内容の修得状況と応用力)=50%
更新日:02/14/2003

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