Sllabus-国際理解教育

国際理解教育

科目	国際理解教育	区分	教育学科科目群
授業コード	56089	開設セメスター	4S
曜日・時限	秋　水/78	単位数	2単位
担当者名	大谷　千恵

授業の概要

この授業は、国際理解教育の入門として、国際理解教育の基礎的な知識を習得するだけでなく、実際に国際理解教育を体験していくことを目的とします。国際理解教育として行われる授業や活動では、教師の計画と準備、そして豊かな発想がとても重要です。そこで、自分達の学習を計画・準備・行動・評価していく方法も身につけていきます。そして、授業で学んだ知識と、実際に見学して学んだことをもとに、国際理解教育の現状と今後の課題について考察を深め、提言や活動案について一緒に模索していきます。

到達目標	国際理解教育の基礎的な知識を身につける。自分の学習を計画・準備・行動・評価することができる。グループで計画したことを実行することができる。／リーダーシップをとれる。国際理解教育の課題について、自分なりの考えを述べることができる。

授業計画	テーマ	内容
第1回目	Introduction ブレイン・ストーミング	授業の主旨と進め方「わたしにとって国際理解教育とは何？」
第2回目	国際理解教育の発展	国際理解教育の今日までの流れ ---ユネスコの影響と日本の国際理解教育
第3回目	学校の国際化と国際理解教育	情報の見つけ方統計局のデータから何が見えるか
第4回目	国際理解教育の実際-計画	国際理解教育に取り組む公立小学校の実践例からどんなことが見えてくるか。自分達は、どのようなことを調べたいか考え始める。
第5回目	国際理解教育の実際2-準備	任意の小学校の国際理解教育について調べる計画表をつくる。（グループごとに学校と交渉を進める）
第6回目	異文化間に育つ子供の教育1	海外子女・帰国子女教育＊クラスの半分は中学部帰国生クラス（またはワールドスタディーズ）の見学（変更の可能性あり）
第7回目	異文化間に育つ子供の教育2	海外子女・帰国子女教育＊クラスの半分は中学部帰国生クラス（またはワールドスタディーズ）の見学（変更の可能性あり）
第8回目	異文化間に育つ子供の教育3	定住外国人の子供達の教育
第9回目	国際理解教育の実際4-実行	グループごとに学校訪問。インタビューなど計画書にそった内容を実行し、報告書を作成。
第10回目	国際理解教育の実際5-評価	各自の報告書をもとに、グループごとに自分達の学校訪問を評価する。また、発表の準備を進める。
第11回目	国際理解教育の実際4 -フィードバック	各グループごとに発表をし、自分達が学んだことをクラスにフィードバックする。
第12回目	国際理解教育の実際5 -フィードバック	各グループごとに発表をし、自分達が学んだことをクラスにフィードバックする。
第13回目	国際理解教育の課題	国際理解教育に取り組む小学校の現状と課題
第14回目	私ならこうする！	国際理解教育への提言と活動案の作成（グループごと）
第15回目	私ならこうする！	国際理解教育への提言と活動案の紹介（グループごと）

使用テキスト	佐藤郡衛　「国際化と教育---　異文化間教育学の視点から」　日本放送出版協会
参考文献	授業時に指示。
成績評価方法	授業内での発言やリーダーシップ　20％　見学報告書　　　　　　　　　　　20％　　発表　　　　　　　　　　　　　　20％　　レポート　　　　　　　　　　　　40％

更新日：02/13/2003

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