授業の概要 |
本講義は、学としての哲学への入門的性格をもつものではあるが、このことによって各人の「哲学すること」が免除されるわけではない。また将来、教職を志望する受講者を対象に開講される科目でもあるので、学校など意図的教育施設での子どもたちとの教育活動においてどのような哲学的思索の機会が準備できるかについても模索してみたい。期間前半では、哲学的問題の具体的探究を参加者と共に考えることに、後半では、哲学的参加者一人ひとりにとっての固有の哲学的問題を根本的に考えていくということに重点をおいて進めていきたい。さしあたって以下のような内容を考えているが、詳細については、開講時に参加者と相談の上決定したい。
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