授業の概要 | 工芸を学ぶきっかけとして,金属を素材とする工芸制作の中から,彫金の基礎と鋳金の制作体験を通して基本を学ぶ.イメージと実制作,素材と作り手の関係について考える.プロダクト制作の立場に立ち,しっかりとした立案,制作,現実化と各段階を確認しつつすすめる.彫金の技法では銀を素材としてペンダントトップを,鋳金ではブロンズを素材としたペーパーウェイトもしくは落款をローストワックス鋳造法で制作する.完成した作品を作者自身が実用し,時間をかけて自分の制作について考えるところまでを内容とする.同様の考え方で,布による表現として自由なかたちで存在する布を基底材料として工芸基礎を学ぶ. |