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音楽論概説
科 目
音楽論概説
区 分
パフォーミング・アーツ学科科目群
授業コード
57004
開設セメスター
2S
曜日・時限
秋 火/12
単位数
2
単位
担当者名
笹川 隆司
授業の概要
音楽は、他の諸芸術と同様に、時代により、民族により様々に語られ伝えられてきた。この授業では、西洋・東洋の文献を参考にして、その中から幾つかを取り上げ、音楽がどうのように語られ考えられてきたかを紹介し、音楽とは何か、音楽の本質はどこにあるのか,に触れることによって、現代の我々が音楽について考えるきっかけを提示することを試みる。
到達目標
時代と地域の違いによる音楽についての考えを知り,自己の音楽観を再考し文章化できるようになること
授業計画
テーマ
内 容
第1回目
講義の前置き
授業内容の説明、「音楽」とは?
第2回目
音楽と宇宙
ハルモニア論
第3回目
音楽療法の起源
エートス論
第4回目
古代中国の音楽観
孔子の『論語』
第5回目
音楽と学問
自由七科とボエチウスの音楽三分類
第6回目
バロック期の音楽観
デカルトの『情念論』とアフェクテンレーレ
第7回目
趣味さまざま
ブフォン論争
第8回目
古典派時代の音楽観
形式美と「クラシック」
第9回目
19世紀の音楽観
音楽美学の誕生(ハンスリック)
第10回目
〃
諸藝術の理想としての音楽
第11回目
演奏家(指揮者)の言葉
フルトヴェングラーとワルター
第12回目
〃
バーンスタイン
第13回目
〃
小澤征爾
第14回目
総括 1
日本古典文献の中の「音楽」論
第15回目
総括 2
理解力確認
使用テキスト
特にない。適宜プリントを配布する。
参考文献
授業で随時紹介する
成績評価方法
出席点20%、レポート30%、試験50%
更新日:
02/14/2003
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