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音響効果

科 目
音響効果
区 分
パフォーミング・アーツ学科科目群
授業コード
57073
開設セメスター
4S
曜日・時限
金5・6
単位数
2単位
担当者名
園田 芳伸
授業の概要
        自然音・言葉・音楽・街の音など、耳に入ってくるいろいろな「地球の音」について考察し、その上で音響に携わる者としての知識を耳に付け、音のたのしさ・奥深さを実感する。
到達目標
        音に対する豊かな感性を身に付け、良い音環境を作る事は、音響家に限らず人間にとって大切な事を自覚し、常に音を考える人になる。
授業計画
テーマ
内 容
第1回目
        日常生活での音に敏感になる(音の確認)
                  音の中で日々生活している我々にとって、音はあってあたりまえの存在である。まずは耳に入ってくる身近な「音」からあらためてもう一度聴きなおしてみる。
第2回目
        音のおもしろさ
                  日本人は音を聴く楽しみをよく知っている民族である。自分にとって気持ちよい音は。
第3回目
        音と環境
                  地球は今色々なところで壊れ初め、世の中ますます騒々しくなってきている。身近な生活の音、自然の音、メディアの音など増えつづける音を人間とのかかわりの中で検証し、考えてみる。
第4回目
        日本人の感性
                  豊かな音の文化を築いてきた日本人独特の感性は、どんなところから生まれてくるのだろうか。
第5回目
        消えて行く音と、今に生きる音
                  時代の流れとともに忘れ去られてゆく音・消えてゆく音・音楽がある。そして生き続ける大切な音たち。
第6回目
        音作りの歴史Ⅰ
                  歌舞伎で使われている音にはこの先もずっと生き残っていく味のある音がたくさんある。
第7回目
        音作りの歴史Ⅱ
                  現在も使用されている音作りのための道具を試作して実際に音をだしてみる。
第8回目
        もうひとつの音の世界へ
                  楽しい音の世界を作り出す人たち。
第9回目
        音響効果の仕事
                  各分野での音響家の仕事
第10回目
        音響家にとっての映像
                  各種映像を見ながら音楽・音を考える。
第11回目
        資料・著作権について
                  プロはどんな音源を使用しているのか。著作権の問題も含めて考える。
第12回目
        選曲の基礎知識
                  音楽を選ぶ場合の方法論
第13回目
        実習Ⅰ
                  音作り・音編集の実際。
第14回目
        実習Ⅱ
                  オープンテープからDAWへ。
第15回目
        楽しい音の世界
                  八幡泰彦氏(日本舞台音響家協会名誉理事)を迎えて『音の面白講話』

使用テキスト
授業内で随時プリント配布
参考文献
授業で随時紹介する
成績評価方法
授業参加への積極性70% レポート30%

更新日:04/03/2003

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