検索 検索トップページ トップページ担当別50音一覧 担当別50音一覧

 
日本音楽史

科 目
日本音楽史
区 分
パフォーミング・アーツ学科科目群
授業コード
57043
開設セメスター
4S
曜日・時限
秋 月/345
単位数
3単位
担当者名
笠原 恵美
授業の概要
日本では、古来より外来音楽を含む様々な音楽がお互いに影響を与えつつも本来の姿をとどめて、今日に至っている。本講義では、現在伝承されている主な日本音楽の種目を取り上げ、それらを歴史的に概観するとともに、視聴覚資料を用いてその音楽的特徴を理解し、日本音楽を取り巻く現状や将来性についても考えたい。
到達目標
日本音楽の主な種目の歴史を理解するとともに、音楽的な特徴を耳や目でも捉えることができるようにする。
授業計画
テーマ
内 容
第1回目
総論現在伝承されている日本音楽の種目を概観し、大まかな流れをつかむ。基本資料の紹介。
第2回目
雅楽1雅楽の伝来とその後の展開を概説。
第3回目
雅楽2雅楽原稿曲の分類や楽器編成、楽器等について知る。
第4回目
声明日本へ至るまでの声明の流れとその後の展開を概説。
第5回目
琵琶楽琵琶楽の歴史を概観し、流派による楽器や奏法の特徴等を理解する。
第6回目
能楽能楽の成立と展開を概説し、能舞台の構造や役籍、流儀を整理する。
第7回目
尺八楽尺八楽の諸流派の成立と流れを概説し、楽器や特徴的な奏法、曲目分類等について知る。
第8回目
筝曲筝曲の成立とその後の展開を概説し、楽器や奏法等について知る。
第9回目
地歌地歌の成立と三曲合奏について知る。
第10回目
人形浄瑠璃1人形浄瑠璃の成立から義太夫節の展開を概説。
第11回目
人形浄瑠璃2義太夫節に音楽的な特徴や人形遣い、舞台構造等について知る。
第12回目
歌舞伎音楽1歌舞伎踊から歌舞伎芝居、長唄の成立を概説。
第13回目
歌舞伎音楽2豊後系浄瑠璃など浄瑠璃系の歌舞伎音楽、歌舞伎囃子について知る。
第14回目
民俗芸能・現代邦楽日本の民族芸能のうち、主なものを知る。また、新日本音楽以降の現代邦楽の流れを知る。
第15回目
まとめ

使用テキスト
教科書は特に用いない。必要に応じてプリントを配布する。
参考文献
参考書は随時紹介する。
成績評価方法
平常点および筆記試験。詳細は授業で指示する。

更新日:02/18/2003

検索トップページ担当別50音一覧