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音楽文化概論

科 目
音楽文化概論
区 分
パフォーミング・アーツ学科科目群
授業コード
57069
開設セメスター
4S
曜日・時限
秋 金/56
単位数
2単位
担当者名
笹川 隆司
授業の概要
 わたしたちの日常を取り囲んでいる音楽の状況を語るには,もはや集中してじっと聴くことを想定した西洋の伝統的な音楽,いわゆるクラシック音楽だけでは充分ではない。むしろポピュラー音楽は,非西洋圏の音楽をどん欲に取り込むことでますます隆盛を見ているし,駅や携帯電話からは純粋に聴かれるものではない音楽が流れ出ている状況もある。ここでは,こうした状況を理解するためには、文化的背景の理解が不可欠と考え、文化とのかかわりという観点から音楽を考察する。
到達目標
 音楽の歴史と文化史との接点を把握し、文章化できること。
授業計画
テーマ
内 容
第1回目
音楽と文化について 授業内容の説明、「文化」の概念について
第2回目
産業革命の影響 19世紀の西洋音楽の展開
第3回目
異文化への関心 クラシック音楽の場合
第4回目
民族音楽への注目 19世紀末の芸術状況、オリエンタリズム
第5回目
クラシックと民族音楽 ストラヴィンスキーの音楽
第6回目
バリ島の音楽ガムラン音楽、ケチャ
第7回目
ミニマル・ミュージック スティーブ・ライヒ
第8回目
頽廃音楽 ヒトラーと音楽
第9回目
ポピュラーミュージック論 1 ジャズの展開史
第10回目
ポピュラーミュージック論 2 ロックの展開史
第11回目
電子テクノロジーのゆくえ 電子音、電子音楽
第12回目
クラシック界の奇人 グレン・グールドの音楽活動
第13回目
現代の音楽状況 音楽産業、ボーダーレス化、ポスト・モダン
第14回目
総括 1まとめ
第15回目
総括 2理解力確認

使用テキスト
 特にない。適宜プリントを配布する。
参考文献
 授業で随時紹介する
成績評価方法
 出席点20%、レポート30%、試験50%

更新日:02/14/2003

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