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外国演劇史

科 目
外国演劇史
区 分
パフォーミング・アーツ学科科目群
授業コード
17061
開設セメスター
3S
曜日・時限
春 水/123
単位数
3単位
担当者名
島川 聖一郎
授業の概要
演劇公演の多様性において、今日の日本は世界でもまれに見る国といえる。そして、日本の伝統演劇を除けば、今日上演される多くの作品は西洋演劇をベースにしたものが多い。そこで、現代のわが国の演劇理解という視点から、西洋演劇の本質と普遍性を探るのが、本講座の目標である。基本的には西洋演劇のエポックを設定し、代表作を取り上げ、講義・ビデオ鑑賞・履修者の研究発表・舞台鑑賞を通して、本講座の目標を達成したい。
研究発表の詳細(発表分担と形式)については、第1回目の授業時に伝達する。
学期中最低1回以上、自ら劇場に赴き、自費で外国演劇(翻訳・原文)の鑑賞を行い、その鑑賞レポート(200字以上)を提出すること。
なお、毎回授業では「レジメ&コメント」を提出して貰う。
到達目標
1.西洋演劇の伝統と革新に関する基本的な理解を実際面と本質面の両面から促す。
2.西洋演劇を説明するうえでのキーワードの修得
3.今後の卒業研究やプロジェクトワークにつながる問題発見と解決力を発表をとおして養う。
授業計画
テーマ
内 容
第1回目
イントロダクション1.授業の進め方 2.研究発表の方法
3.レポート課題 4.参考文献紹介
5.評価の説明
第2回目
ギリシャ悲劇1「オイディプス王」
1.悲劇、あるいは演劇とは何か
2.演劇の役割と社会的効用
第3回目
ギリシャ悲劇2「オイディプス王」
1.戯曲研究:テーマ、台詞、人物
2.戯曲の構造
第4回目
ギリシャ悲劇3研究発表
第5回目
エリザベス朝演劇1シェイクスピアとエリザベス朝イングランド
第6回目
エリザベス朝演劇2「ハムレット」
1.戯曲研究:テーマ、台詞、人物
2.悲劇の作劇術
第7回目
エリザベス朝演劇3「お気に召すまま」
1.戯曲研究:テーマ、台詞、人物
2.喜劇の作劇術
第8回目
エリザベス朝演劇4研究発表
第9回目
近代劇1「人形の家」
1.演劇と劇場の役割
2.戯曲研究
第10回目
近代劇2「かもめ」
1.戯曲のテーマ
2.演出家の登場
第11回目
20世紀の悲劇1研究発表
第12回目
20世紀の悲劇2研究発表
第13回目
まとめ
第14回目
まとめ
第15回目
まとめ

使用テキスト
ソポクレス作「オイディプス王」、シェイクスピア作「ハムレット」、「お気に召すまま」、イプセン作「人形の家」、チェーホフ作「かもめ・ワーニャ叔父さん」
取り上げる上記テキストはいずれも新潮文庫版
参考文献
授業時に紹介する。随時指示する。
成績評価方法
平常点(出席・発表・レジメ&コメントなど)50%、
レポート(2回)50%

更新日:02/14/2003

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