授業の概要 | 演劇や舞踊という舞台芸術を学ぶ上で、この芸術の先輩達によって築かれ、後世に残された「智恵」に触れること、つまり演劇史の知識は、演劇や舞踊というライブな芸術の素晴しさを改めて認識する上でも、また、これから新しい舞台芸術を創造していく過程における無駄な試行錯誤の繰り返しを避けるためにも、非常に大切である。
この授業では、蓄積された膨大な演劇史の豊かな智恵の海を効率よく渡るために必要な、最も基礎的な演劇史の理解を助けるキーワードについて学ぶことを目的としている。とくに、世界で最も多彩なヴァリエーションを保有する日本演劇史のキーワードを中心に具体的な事例を考察していく。
学期末に試験を行う。
なお、毎回授業終了時に「授業内容に関するアンケート」の記入を行う。 |