検索 検索トップページ トップページ担当別50音一覧 担当別50音一覧

ミクロ経済学

科 目
ミクロ経済学
区 分
国際経営学科科目群
授業コード
15509155105550955510
開設セメスター
1S2S
曜日・時限
春 金/12春 金/56秋 金/12秋 金/56
単位数
2単位
担当者名
喜治 都
授業の概要
経済理論の基本である需要と供給、および市場均衡といった概念を中心に「ミクロ経済学」について解説する。消費者や企業など個々の経済主体の合理的行動、また、それを前提とした市場の役割について、近代経済学における理論的手法を理解するとともに、ミクロ経済学的分析手法を習得ことを目的とする。
到達目標
□ミクロ経済理論における基本用語・基本概念の理解
□消費者理論、企業理論および市場均衡など諸理論の理解
□需要・供給分析を応用した価格決定メカニズムの理解
授業計画
テーマ
内 容
第1回目
経済学とは何か経済学の目的、およびミクロ経済学とマクロ経済学の違いについて(経済学の誕生とその歴史)
第2回目
市場分析の基礎需要曲線、供給曲線を使った簡単な市場分析の試み
経済理論における「関数」とその図示
第3回目
消費者の合理的行動(1)消費者の効用最大化行動を分析するための道具である予算線について
第4回目
消費者の合理的行動(2)無差別曲線について
予算線と無差別曲線による消費者の効用最大化行動
第5回目
所得-消費曲線とエンゲル曲線消費者の効用最大化行動から導かれるエンゲル曲線、および上級財、下級財、需要の所得弾力性の概念
第6回目
価格-消費曲線と需要曲線消費者の効用最大化行動から導かれる需要曲線、および需要の価格弾力性、消費者余剰の概念
第7回目
需要曲線のシフト
消費者の理論のまとめ
補完財、代替財の定義と需要曲線のシフト
経済用語、基本概念のまとめ
第8回目
企業の合理的行動(1)
 生産関数と費用関数(ⅰ)
短期の生産関数と費用関数
第9回目
企業の合理的行動(2)
 費用関数(ⅱ)
 利潤最大化条件
 限界分析の基礎
平均費用、限界費用の概念
利潤最大化条件と最適な生産量の決定
第10回目
企業の合理的行動(3)
 利潤最大化と利潤の大きさ
 供給曲線の導出
 
合理的な企業の生産決定と供給曲線
生産者余剰
第11回目
市場均衡と効率的資源配分市場の価格メカニズムと市場均衡の意義
第12回目
競争と規制完全競争市場均衡と規制の効果
第13回目
市場の失敗 公共財、外部性および費用逓減産業
市場の役割と政府の役割
第14回目
ミクロ経済的問題への理論の応用
総まとめ
今日的問題への理論の応用
基本用語・概念、ミクロ経済理論についての確認
第15回目

使用テキスト
『入門・経済学』[新版]猪木武徳・鴇田忠彦・藪下史郎編著,有斐閣
参考文献
適宜紹介
成績評価方法
出席状況、レポート、小テスト、期末試験を総合的に評価

更新日:02/13/2003

検索トップページ担当別50音一覧