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金融論

科 目
金融論
区 分
国際経営学科科目群
授業コード
1556555565
開設セメスター
5S6S
曜日・時限
春 木/123秋 木/123
単位数
3単位
担当者名
玉木 勝
授業の概要
日本における金融機関と金融システム、金融市場に関する基礎について理解するとともに、それぞれの特色や問題点について、将来性や経営動向をふまえながら考察する。併せて現在の金融トピックや金融機関での実務経験について説明する。授業の前半1時限目はラーニングスペースによる予習・復習の形式で行い、2・3時限目は講義によって行う。なお必要に応じて外部講師による講義で補完する。
到達目標
 日本における金融機関と金融システム、金融市場に関する基礎について理解するとともにそれぞれの特色や問題点についてサーベイできること(教科書が理解の一般水準であり、必ず購入・持参すること)
授業計画
テーマ
内 容
第1回目
ビッグバンを迎えた日本の金融市場従来の金融システムと自由化の進展、日本版ビッグバンの進展、主力金融機関の破綻、金融機関の各種提携の動き、本格的な統合・合併による金融再編成
第2回目
金融の基本的機能資金移転機能、金利、銀行の機能、通貨とマネーサプライ、資金決済システム
第3回目
金融機関の現状と将来性(1)-銀行を中心とした第一グループ金融機関の多様性、都市銀行、長期金融専門銀行、中小企業等専門金融機関、政府系金融機関、郵便局
第4回目
金融機関の現状と将来性(2)-保険・証券を中心とした第二グループ生命保険会社、損害保険会社、証券会社、外資系金融機関、その他金融機関
第5回目
中央銀行日本銀行の役割と金融政策金融政策手段、金融政策の3段階アプローチ、日本銀行の機能、日本銀行の組織
第6回目
日本の金融システムの特色従来の金融システムの特色、企業金融をめぐる環境変化、企業金融の最近の実態、企業金融と企業統治
第7回目
メインバンク制度と株式持合関係メインバンク制度、株式持合関係、銀行の株式保有の意義と展望
第8回目
為替市場と国際金融為替市場の推移、為替変動と日本経済、為替相場の変動要因、国際金融
第9回目
短期金融市場短期金融市場の機能と仕組み、インターバンク市場、オープン市場
第10回目
資本市場と企業の資金調達株式市場、公社債(債券)市場、資本市場と資金調達、社債発行と格付け
第11回目
企業評価の動向と企業評価指標米国における企業評価の動向、日本における企業評価と企業評価指標、各企業評価指標の意義と限界
第12回目
デリバティブ取引オプション、スワップ、金融先物、デリバティブ取引のメリット
第13回目
金融技術革新M&A(企業の合併・買収)、資産担保証券
第14回目
金融市場の安定と将来不良債権問題、ペイオフ、今後の金融システム
第15回目
まとめ

使用テキスト
玉木 勝『入門 現代日本の金融』(シグマベイスキャピタル社)
参考文献
成績評価方法
授業出席状況、ラーニングスペースによる小論文提出状況、期末試験で評価する

更新日:01/30/2003

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