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日本産業論

科 目
日本産業論
区 分
国際経営学科科目群
授業コード
1556755567
開設セメスター
5S6S
曜日・時限
春 金/78秋 金/78
単位数
2単位
担当者名
後藤 基
授業の概要
最近は停滞しているとはいえ、戦後、日本経済は世界でも希な経済成長をとげた。この経済成長を支えたのは、いうまでもなく産業界の変化、発展である。その意味で「日本産業論」の講義は「日本経済論」の講義と裏腹の関係にあり、戦後の日本の経済発展の中身を理解するうえで、両者
を併せ学習することが望ましい。授業では、戦後ゼロの状態からスタートした日本の産業が世界のトップクラスに躍進したプロセスを具体的なケースを通して学習するとともに、中国など途上国の追い上げに直面する現状について学ぶ。
到達目標
新聞の産業に関する記事を自由に読みこなし、自分の進路について正確な判断が出来るような知識と能力を養う。
授業計画
テーマ
内 容
第1回目
産業の分類と産業構造第1次産業、重化学工業とは
第2回目
日本の産業構造の変遷就業構造、貿易構造などからみた日本の変化とペッティ=クラークの法則など
第3回目
戦後日本産業の再スタート傾斜生産から朝鮮特需まで
第4回目
戦後産業政策の展開(Ⅰ)近代化・合理化への努力(技術導入競争)
第5回目
戦後産業政策の展開(Ⅱ)幼稚産業の保護(自動車のケース)
第6回目
日本産業の重化学工業化軽工業から重工業への歩み(ワンセット主義とは)
第7回目
エネルギー革命がもたらしたもの石炭から石油の時代へ
第8回目
流通革命とはスーパーの誕生からコンビニまで
第9回目
石油ショックと日本の産業構造の変化重厚長大から軽薄短小へ
第10回目
国際化の中の日本産業(Ⅰ)日米貿易摩擦
第11回目
国際化の中の日本産業(Ⅱ)垂直分業から水平分業の時代へ
第12回目
規制と産業界(Ⅰ)産業保護の弊害(金融、農業など)
第13回目
規制と産業界(Ⅱ)規制緩和の効果(運輸、通信など)
第14回目
第15回目

使用テキスト
開講時に指示する
参考文献
日本産業構造論/鶴田 俊正・伊藤 元重/NTT出版/3,600円
戦後日本の産業構造/小浜 裕久/日本評論社/2,800円
成績評価方法
期末試験の成績(100%)

更新日:02/14/2003

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