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国際貿易論

科 目
国際貿易論
区 分
国際経営学科科目群
授業コード
1556655566
開設セメスター
5S6S
曜日・時限
春 水/678秋 水/678
単位数
2単位
担当者名
高千穂 安長
授業の概要
世界経済に果たす貿易の役割は極めて大きい。特に日本は、貿易無しでは円滑な国民生活を維持できない。このような貿易について、その現象面を把握しながら、その背景にある理論(*)および貿易に影響を与える事象について解説を行う。又、国際貿易論は政策志向が強い学問であるため、貿易政策についても検討を行う。本講義では、貿易実務についての解説は行わない。(*)理論については、名古屋大学平川均教授が、7月中旬頃集中講義3日間(予定)で解説する。
 受講生は、課題について毎回提出または意見の発表を「必ず」求められる。そのため、図書、パソコン等を使った必要資料の入手など事前学習が不可欠となる。時間が少ないので、講義中のパソコン使用はしない。
 10分以上の遅刻については、講義の円滑進行の大きな妨げとなるので、成績評価上、大きなマイナスとする。
到達目標
貿易に関する基礎知識を習得し、貿易問題などに対して独自の知見を有するようになる。
授業計画
テーマ
内 容
第1回目
イントロダクション全般解説、図書紹介、有用なウェッブサイトの紹介、成績評価などの解説、次回課題渡しなど。
第2回目
日本の貿易日本の貿易の仕組み、貿易実績およびその課題について理解する。
課題に対して検討を行い、発表できるようにする(以下、毎回行う)。
第3回目
貿易政策貿易政策の効果について、「余剰」理論を使い理解する。
その上で、各種ケースについて検討を行う。
第4回目
貿易と経済成長貿易と経済成長の因果関係についての研究を紹介し、理解を深める。
第5回目
貿易と為替レート為替レート決定に関する理論を理解し、為替レートが貿易に及ぼす影響を検討する。
第6回目
貿易と環境貿易振興と環境保全の両立は可能か?という観点から検討を行う。
第7回目
貿易体制自由貿易、保護貿易および世界の貿易体制の実態と課題について解説する。また、自由貿易を推進している世界貿易機関(WTO)の役割について検討する。
第8回目
海外直接投資と貿易海外直接投資(FDI)が貿易に与える効果を理解し、貿易とFDIの関係について理解を深める。
第9回目
通商問題と貿易通商問題(貿易摩擦)が貿易に与える効果を理解し、通商問題解決について検討する。
第10回目
累積債務問題と貿易累積債務問題が貿易に与える影響と累積債務問題解消に向けた努力を紹介する。
第11回目
貿易理論1~3
集中講義(名古屋大学 平川均 教授)
絶対優位理論、比較優位理論、プロダクトサイクル理論など貿易に関する理論の紹介と、ケーススタディとして実際の貿易実態について検討を行う(詳細は集中講義実施前に配布)。
第12回目
第13回目
第14回目
第15回目

使用テキスト
毎回のレジュメ(高千穂)
平川教授分は別途指示
参考文献
浦田秀次郎『国際経済学入門』日経文庫
伊藤元重『ゼミナール国際経済入門』東洋経済
成績評価方法
◎出席状況(玉川の規則通り)
◎授業参加度(含む事前学習状況)
○試験(高千穂と平川で調整)

更新日:01/18/2003

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