検索 検索トップページ トップページ担当別50音一覧 担当別50音一覧

国際協力

科 目
国際協力
区 分
国際経営学科科目群
授業コード
1557855578
開設セメスター
3S4S
曜日・時限
春 木/12秋 木/12
単位数
2単位
担当者名
高千穂 安長
授業の概要
国際社会は、グローバル・イシューという問題に直面しており、この解決のためには、各国間の協力が不可欠である。国際協力には、政府間で行う政府開発援助(ODA)と民間で行う協力に大別できるが、ここではODAを主に扱う。ただし、非政府組織(NGO)との連携は極めて重要なテーマであり、これについても検討を行う。
本講義では、毎回レポートの提出または、各自の意見を全員の前で発表したり、グループ討議での発言が「義務付けられる」ため、図書、インターネットなどを駆使した相当量の事前学習が必要となる。
到達目標
国際協力について学ぶ日本の平均的な学生の水準に到着し、どのような援助が必要か、それはなぜかについて、限られた範囲内での議論を行えるようになる。
授業計画
テーマ
内 容
第1回目
イントロダクション全般解説、参考図書紹介
必要WEBサイトの紹介
次回課題渡し
第2回目
国際社会の現状グローバリゼーションの解説
 グローバリゼーション、ローカリゼーションの進展の背景、功罪、それらが国際協力に及ぼす影響について考察。
第3回目
国際協力の仕組みⅠ各国の協力、国際機関の協力
 2国間国際協力、国際機関の援助実績、特徴などについて考察。特に日本の国際協力の現状と課題について検討する。
第4回目
国際協力の仕組みⅡ地方自治体、NGOの国際協力
 地方自治体、NGOの国際協力の現状と課題について考察し、今後の援助のあるべき姿について、実施主体を中心に検討を行う。
第5回目
貧困削減なぜ貧困削減なのか
 「貧困」とは何か、「貧困の現状」、「貧困がもたらす罪」などについて考察し、貧困解消のためのスキームについて検討を行う。
第6回目
教育 開発教育の必要性
 国際協力を真に実りあるものにするために、先進国、開発途上国で求められる開発教育のあり方について検討する。
第7回目
環境環境問題の本質
 環境問題の変化(公害⇒地球規模の問題)、環境問題の例、環境問題克服の難しさと対策について検討を行う。
第8回目
エイズエイズ禍の現状と課題
 エイズ問題の現状とその影響について考察し、解消のための対策について検討を行う。
第9回目
平和構築紛争解決の基本
 紛争の発生理由とその抑止の困難さについて検討した後、紛争解決のための国際協力について検討を行う。
第10回目
災害復旧災害援助の諸問題
 災害復旧は緊急に必要となる援助であるが、その必要性、実施の困難性について理解した後、有効性確保のために求められる施策について検討する。
第11回目
ジェンダージェンダーを取り巻く課題
 性差に基づく役割分担については、近年その認識が急速に向上している。ジェンダーの必要性とその確保の困難さについて理解した後、どのような国際協力が求められるかを検討する。
第12回目
国際協力評価評価の重要性
 国際協力は国民の総意に基づいて実施するのが望ましい。そのためには、実施している国際協力について、評価を行う必要がある。現在の評価制度などについて検討を行う。
第13回目
第14回目
第15回目

使用テキスト
「国際協力の最前線ーグローバル・ホット・イシュー」
 玉川大学出版部 3,200円
参考文献
「我が国の政府開発援助(上巻)2000年」国際協力推進協会
3,600円
成績評価方法
◎出席状況
欠席、遅刻は円滑な講義進行に齟齬をきたすので、大きくマイナスとする。
◎受講態度(授業参加度合い)
○課題
○試験成績

更新日:01/18/2003

検索トップページ担当別50音一覧