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国際経営論

科 目
国際経営論
区 分
国際経営学科科目群
授業コード
1552455524
開設セメスター
3S4S
曜日・時限
春 水/567秋 水/567
単位数
3単位
担当者名
日高 克平
授業の概要
わが国企業社会は、急速に進むグローバリゼーションへの適応能力を問われている。これまでの日本企業の経営スタイルは特殊日本的な要素をもつものと理解されてきたが、海外事業の拡大や国内市場における外資系企業との競争によって「世界標準経営」をめざした経営革新の重要性が指摘され、その経営行動も大きく変化している。本講義は、こうしたわが国企業社会の変化について「経営システムの国際化」、「異文化経営」等に焦点をあてながら検討する。
到達目標
授業計画
テーマ
内 容
第1回目
科目ガイダンス講義の目的・授業内容、進め方、教材および試験について紹介する
第2回目
グローバリゼーションと企業経営情報通信(IT)、市民運動(NGO,NPO)、企業活動のグローバリゼーションの関係を検討する
第3回目
多国籍企業多国籍企業の事業規模、経営的特徴、世界経済の中での位置付けについて検討する
第4回目
国際経営の仕組み-1-全体の構図、国際経営独自の問題領域について検討する
第5回目
国際経営の仕組み-2-グローバル経営者論、国際経営戦略について検討する
第6回目
ブランド戦略製品差別化戦略の論理と実際について検討する
第7回目
コストリーダーシップ戦略-1-マクドナルド社の経営を事例にIT技術を活用したコスト管理戦略について検討する
第8回目
コストリーダーシップ戦略-2-ファーストリテイリング社(ユニクロ)を事例に中国での生産システムによるコスト管理戦略について検討する
第9回目
Made in China「世界の工場」中国の生産力と競争力について検討する
第10回目
外資系企業と日本市場外資系企業の事業内容と対日市場戦略、日本市場の魅力と参入障壁について検討する
第11回目
グローバルスタンダード経営GEの対日市場戦略を事例に、スピードを競う競争戦略の論理と実際について検討する
第12回目
競争と協調の戦略地球規模でのM&A(合併・買収)戦略、アライアンス(企業間提携)戦略などの論理と実際について検討する
第13回目
異文化経営ルノー=日産自動車の戦略提携を事例に、異文化融合型経営について検討する
第14回目
地球環境ビジネス環境経営の時代における企業行動のあり方と実際について検討する
第15回目
21世紀の国際経営フェア・トレードを事例に、国際経営と企業倫理基準、社会的責任問題について検討する

使用テキスト
毎回の講義は、講義資料および関連する教材(ビデオ等)を使用する
参考文献
講義の中で必要に応じて紹介する
成績評価方法
期末試験またはレポートと出席状況によって評価する

更新日:02/19/2003

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