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人間の研究

科 目
人間の研究
区 分
コアII生活関連科目群
授業コード
1011050115
開設セメスター
1S2S
曜日・時限
春 木/12秋 木/12
単位数
2単位
担当者名
岡本 裕一朗
授業の概要
わたしたち自身が「人間」である(つもり?)にもかかわらず、いざ「人間とは?」と尋ねてみると、困惑してしまう。人間はきわめて謎に満ちた存在だ。この講義では、、パスカルの『パンセ』を手がかりにして、人間の不可思議さを炙り出したい。
到達目標
パスカルの『パンセ』における人間論を理解し、人間存在の特異な存在様式に着目して、自己認識を深めること。
授業計画
テーマ
内 容
第1回目
人間とは?講義の方法と概観。
第2回目
人間の生の意味と無意味(1)なぜ私はここにいるのか?
第3回目
人間の生の意味と無意味(2)人間は死刑囚と同じか?
第4回目
退屈・気晴らし・遊び(1)退屈であるから気晴らしを求める?
第5回目
退屈・気晴らし・遊び(2)遊びは何のために?
第6回目
行為の偶然性と知識の相対性(1)「クレオパトラの鼻」で歴史は変わる?
第7回目
行為の偶然性と知識の相対性(2)ピレネー山脈を越えると真が偽となる?
第8回目
人間と狂気(1)人間は必然的に狂気じみている?
第9回目
人間と狂気(2)理性と狂気の狭間
第10回目
人間の時間への関わり(1)時間は主観的に存在する?
第11回目
人間の時間への関わり(2)時間とは何か?
第12回目
人間の悲惨と栄光(1)人間は獣か、天使か?
第13回目
人間の悲惨と栄光(2)「考える葦」の意味は?
第14回目
私と他人役割・評価・虚栄
第15回目
「人間学」へのお誘い人間のあり方をシステマティックに考えよう。

使用テキスト
パスカル『パンセ』、プリント配布
参考文献
講義において指示
成績評価方法
レポート/試験

更新日:02/07/2003

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