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国際機構

科 目
国際機構
区 分
コアII社会文化科目群
授業コード
1003550032
開設セメスター
1S2S
曜日・時限
春 火/34秋 火/34
単位数
2単位
担当者名
稲岡 忠行
授業の概要
2001年の9.11自爆テロは、地球上に極端な経済格差と貧困があるかぎり、世界は平和には暮らせないことを示したものといえる。他方、物質的に豊かな国々では、皮肉にも、モノの豊かさが人々のココロを蝕みつつある。そして、人類の物質文明が地球を病める星にかえつつある。60億人類のモノの豊かさを満たしながら地球を守る方法はあるのか。本講では、機構・組織論ではなく、国際機構レベルで検討・啓蒙すべき地球的テーマを提案したい。
到達目標
1.人間の「しあわせ」とモノの豊かさの関係を認識する。
2.幸福追求と地球問題の関係を考える。
3.21世紀の地球的課題を把握し、地球人としての自覚を持つ。
授業計画
テーマ
内 容
第1回目
21世紀の「全球」的挑戦「人類は幸せですか」「地球は元気ですか」
第2回目
戦後日本の価値観「ココロの空白」と「空腹」
第3回目
戦後日本の価値観「戦後の一本道」:「モノの豊かさを求めて」
第4回目
アメリカの反省「アメリカン・ドリーム」は何だったのか
第5回目
「幸せ」を形に「モノの豊かさ」と「ココロの豊かさ」:比例と反比例
第6回目
「幸せ」ライフ・プランの構築「ココロの豊かさ」への飛翔:知足とテイク・オフ
第7回目
動態的ライフ・プラン「あなたは何歳でテイク・オフしたいですか」
第8回目
人類の普遍的価値観の定立テイク・オフのための文化的エネルギー
第9回目
21世紀は文化「文化の世紀」経済大国と文化大国:ロシアの誇り、日本の忘れ物
第10回目
エコノミストの怠慢?「非成長」の経済学
第11回目
文化的インフラの崩壊文化とは期待度
第12回目
政治と国境を超えて市民レベルでの地球的パートナーシップ
第13回目
日本の貢献とリーダーシップ21世紀の価値観:日本国憲法を問う
第14回目
世界市民としての認識自己実現と価値観
第15回目
総括と自由討論

使用テキスト
なし。資料を随時配布・紹介
参考文献
随時紹介
成績評価方法
授業への出席・貢献度合と試験またはリポートの成績を総合的に評価する

更新日:02/17/2003

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