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文章表現B

科 目
文章表現B
区 分
コアII言語表現科目群
授業コード
10095
開設セメスター
1S
曜日・時限
春 水/78
単位数
2単位
担当者名
遠藤 紀明
授業の概要
        サブタイトル : 「悪文を読む」
        巷にあふれかえる文章表現の中から、担当教員が悪文として選んだ(そうでないものもあるが)さまざまなジャンルの文章を読み、批判検討する。良い文章を読むことは良い文章を書くために当然必要であるが、反面教師としての悪文の効用もあるのではないだろうか。もちろん、悪文という判断は担当教員の独断であるので、学生諸君と一緒に討論しながら、文章による表現というものを考察するたたき台と考えていただきたい。こうした授業の性格上、一部を除いて講義という形はとらず、つねに対話・討論という形式になることは論を待たない。学生参加型の授業を目指したいので、履修する以上は発現する覚悟でいて欲しい。どのような発言も歓迎する。
到達目標
        日常我々が目にする文章に、常にセンシブルに接する態度を身につけること
授業計画
テーマ
内 容
第1回目
        導入
                  授業の進め方や成績評価等に関するガイダンス
第2回目
        「文章」の区分と定義
                  文字によって表現されたものがすべて文章かどうかを検討する
第3回目
        ある学生のレポートから(1)
                  学生によって提出されたレポートの実例を検討する
第4回目
        ある学生のレポートから(2)
                  学生によって提出されたレポートの実例を検討する
第5回目
        予備日
                  「報告文」に「表現」はあるのか
第6回目
        翻訳の文章(1)
                  同一の作品における古今の翻訳を検討する
第7回目
        翻訳の文章(2)
                  同一の文章を幾人かの学生が翻訳した実例を検討する
第8回目
        予備日
                  翻訳が悪いのか、原文が悪いのか
第9回目
        インターネットの文章(1)
                  携帯メイルは文章であるかどうかを検討する
第10回目
        インターネットの文章(2)
                  2チャンネルをはじめ、掲示板の文章を検討する
第11回目
        予備日
                  電子メディアと文章
第12回目
        実務の文章
                  ある組織の広報、およびある会議の議事録を検討する
第13回目
        メディアの文章
                  ある問題に関する数紙の新聞記事を検討する
第14回目
        文学的文章
                  数名の作家の文章を比較検討する
第15回目
        まとめ
                  「良と悪」と「善と悪」、「優と劣」と「美と醜」

使用テキスト
すべてプリントで配付する
参考文献
授業中に適宜紹介する
成績評価方法
3回を予定しているレポート(8割)+出席点(2割)に平常点(授業中の発現を重視)を加味して判定する

更新日:02/20/2003

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