授業計画 | テーマ | 内 容 |
第1回目 | (1) 統計量の種類
(2) 基本統計の取り方 | 比例変量,間隔変量,順位変量,名義変量
合計,平均(算術平均,中央値,最頻値)
Excel で合計・平均・中央値・最頻値を算出する
標準偏差(標本,不偏),分散(標本,不偏)
Excel で標本標準偏差を算出する
不偏標準偏差を補正して標本標準偏差を算出する
z score,T score (偏差値) |
第2回目 | (2) 基本統計の取り方 | 合計,平均(算術平均,中央値,最頻値)
Excel で合計・平均・中央値・最頻値を算出する
標準偏差(標本,不偏),分散(標本,不偏)
Excel で標本標準偏差を算出する
不偏標準偏差を補正して標本標準偏差を算出する
z score,T score (偏差値) |
第3回目 | (2) 基本統計の取り方
(3) 基本統計量のバリエーション | 合計,平均(算術平均,中央値,最頻値)
Excel で合計・平均・中央値・最頻値を算出する
標準偏差(標本,不偏),分散(標本,不偏)
Excel で標本標準偏差を算出する
不偏標準偏差を補正して標本標準偏差を算出する
z score,T score (偏差値)
歪度,尖度
能力テストと到達度テスト |
第4回目 | (4) 信頼性・妥当性 | 妥当性の種類と意味
内容の妥当性,構成概念妥当性,共時妥当性,予測妥当性
テストの社会的影響とテスト作成者の社会的責任
信頼性の種類と適用
信頼性の概念
再テスト法,等質テスト法
interrater reliability, intrarater reliability
internal consistency
比例・間隔変量の場合 → Cronbach a
歌詠みサンプルデータから信頼性係数を測定する
名義変量(二項値)の場合 → Kuder-Richardson 20 (K-R 20)
文法テストを解いてみて解答を採点する
Excel 操作:
シートの使い方
関数 if の使い方
TOEFL (structure & vocabulary) サンプルデータから信頼性係数を測定する
Excel 操作:
Shift キーで始点セルと終点セルを囲む |
第5回目 | (4) 信頼性・妥当性 | 妥当性の種類と意味
内容の妥当性,構成概念妥当性,共時妥当性,予測妥当性
テストの社会的影響とテスト作成者の社会的責任
信頼性の種類と適用
信頼性の概念
再テスト法,等質テスト法
interrater reliability, intrarater reliability
internal consistency
比例・間隔変量の場合 → Cronbach a
歌詠みサンプルデータから信頼性係数を測定する
名義変量(二項値)の場合 → Kuder-Richardson 20 (K-R 20)
文法テストを解いてみて解答を採点する
Excel 操作:
シートの使い方
関数 if の使い方
TOEFL (structure & vocabulary) サンプルデータから信頼性係数を測定する
Excel 操作:
Shift キーで始点セルと終点セルを囲む |
第6回目 | (4) 信頼性・妥当性 | 妥当性の種類と意味
内容の妥当性,構成概念妥当性,共時妥当性,予測妥当性
テストの社会的影響とテスト作成者の社会的責任
信頼性の種類と適用
信頼性の概念
再テスト法,等質テスト法
interrater reliability, intrarater reliability
internal consistency
比例・間隔変量の場合 → Cronbach a
歌詠みサンプルデータから信頼性係数を測定する
名義変量(二項値)の場合 → Kuder-Richardson 20 (K-R 20)
文法テストを解いてみて解答を採点する
Excel 操作:
シートの使い方
関数 if の使い方
TOEFL (structure & vocabulary) サンプルデータから信頼性係数を測定する
Excel 操作:
Shift キーで始点セルと終点セルを囲む |
第7回目 | (5) 項目分析 | 古典的項目分析
難易度,識別指数
TOEFL (structure & vocabulary) サンプルデータ(正誤)の分析
古典的項目分析の限界
ロジスティック回帰分析
TOEFL (structure & vocabulary) サンプルデータ(正誤・解答選択肢)の分析
特徴のある項目の解釈
JMP 操作:
テキストデータの読み込み(Excel → SimpleText → JMP)
Fit Y by X
グラフの読み方
ラッシュ分析
能力尺度,難易度尺度,適合度尺度
TOEFL (structure & vocabulary) サンプルデータ(正誤)の分析 |
第8回目 | (5) 項目分析 | 古典的項目分析
難易度,識別指数
TOEFL (structure & vocabulary) サンプルデータ(正誤)の分析
古典的項目分析の限界
ロジスティック回帰分析
TOEFL (structure & vocabulary) サンプルデータ(正誤・解答選択肢)の分析
特徴のある項目の解釈
JMP 操作:
テキストデータの読み込み(Excel → SimpleText → JMP)
Fit Y by X
グラフの読み方
ラッシュ分析
能力尺度,難易度尺度,適合度尺度
TOEFL (structure & vocabulary) サンプルデータ(正誤)の分析 |
第9回目 | (6) 2統計量間の相関関係・回帰分析 | Pearson の積率相関係数
回帰直線(勾配,切片)
Vocabulary & Reading サンプルデータから相関係数等を測定する
Excel 操作:
関数 pearson, slope, intercept の使い方
相関分析(検定)
仮説(検定(帰無)仮説,対立仮説),誤差,有意水準,限界水準,自由度,片側検定・両側検定
Vocabulary & Reading サンプルデータにおいて統計的に有意な相関の有無を検定する
JMP 操作:
Correlation matrix
相関分析適用上の注意点
その他の統計量
二項変量と連続変量の相関 → biserial correlation, point-biserial correlation
2つの二項変量 → tetrachoric correlation
2つの順位変量 → Spearmanユs Rho, Kendallユs tau
3つ以上の順位変量 → Kendallユs W |
第10回目 | (6) 2統計量間の相関関係・回帰分析 | Pearson の積率相関係数
回帰直線(勾配,切片)
Vocabulary & Reading サンプルデータから相関係数等を測定する
Excel 操作:
関数 pearson, slope, intercept の使い方
相関分析(検定)
仮説(検定(帰無)仮説,対立仮説),誤差,有意水準,限界水準,自由度,片側検定・両側検定
Vocabulary & Reading サンプルデータにおいて統計的に有意な相関の有無を検定する
JMP 操作:
Correlation matrix
相関分析適用上の注意点
その他の統計量
二項変量と連続変量の相関 → biserial correlation, point-biserial correlation
2つの二項変量 → tetrachoric correlation
2つの順位変量 → Spearmanユs Rho, Kendallユs tau
3つ以上の順位変量 → Kendallユs W |
第11回目 | (7) 2統計量の平均値の差の検定 | 2つの連続変量 → t 検定(対応あり)
同一受験者の2つのテスト成績(pretest vs. posttest)の差を分析する
仮説,有意水準,限界水準,自由度,片側検定・両側検定
Excel 操作:
関数 ttest の使い方
2つの連続変量 → t 検定(対応無し)
2クラス間のテスト成績の差を分析する
仮説,有意水準,限界水準,自由度,片側検定・両側検定
Excel 操作:
関数 ttest の使い方
3つ以上の連続変量 → 分散分析(ANOVA)
多肢選択問題における正解の位置は正答率に影響があるか?のデータを分析する
JMP 操作:
Fit Y by X |
第12回目 | (8) 2統計量間の独立性の検定 | 2つの連続変量の分散の検定 → F 検定
名義変量と名義変量 → カイ二乗検定
英検対策コース受講の有無と英検合否のサンプルデータから2要因の独立性を検定する |
第13回目 | (9) 3つ以上の変量間の関係(多変量解析) | クラスター分析
主成分分析,因子分析
共分散構造解析
多次元尺度法 |
第14回目 | | |
第15回目 | | |
使用テキスト | 田久浩志・林俊克・小島隆矢『JMPによる統計解析入門』(オーム社, 2003) ISBN: 4-274-06503-0 \3,200 (http://www.jmp.com/japan/product/jmp_download_of_data.shtml#4) |
参考文献 | James D. Brown, Understanding Research in Second Language Learning (Cambridge University Press, 1988) ISBN: 0-521-31551-4
Hugh Coolican, Research Methods and Statistics in Psychology (Hodder & Stoughton, 1990)
James D. Brown, Testing in Language Programs (Prentice Hall Regents, 1996)
J. B. ヒートン/語学教育研究所テスト研究グループ訳 『コミュニカティブ・テスティング:英語テストの作り方』(研究社, 1992)
倉智佐一,山上暁 『要説心理統計法』(北大路書房, 1991)
清川英男 『英語教育研究入門』(大修館書店, 1991)
大友賢二 『項目反応理論入門』(大修館書店, 1996)
内田治・松木秀明・上野真由美『すぐわかるJMPによる統計解析』(東京図書, 2002)ISBN: 4-489-00639-X \2,800
慶應SFCデータ分析教育グループ編『データ分析入門(第4版)』(慶應義塾大学出版会)ISBN: 4-7664-0925-6 \3,500 |
成績評価方法 | 定期試験
・パソコンを使用して基本統計量を得る
・得られた結果を解釈する
・手順に従って説明する
プロジェクト |