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基礎研究 II

科 目
基礎研究 II
区 分
英米文学コース科目群
授業コード
62010
開設セメスター
6S
曜日・時限
秋 火/56
単位数
2単位
担当者名
池田 智
授業の概要
「基礎研究 I」に連続する科目ゆえ、概要については「基礎研究 I」のシラバスを参照されたい。
「基礎研究I」に引きつづいて1960年代の若者たちの動きを探ることが一番のねらいである。テキストにはWilliam Dudley編集の"1960s"を用いる。
到達目標
1960年代のカウンターカルチャーを巻き起こした若者たちは誰だったのか、どのような階層の出身で、また宗教的にはどのような宗教・宗派に属していたのか、彼らが生み出した文化とは一体何だったのかを把握する。また、資料を読むにあたっては「卒業研究」のテーマを探ることを忘れてはならない。
授業計画
テーマ
内 容
第1回目
Youth Protest and the Counterculture1960年代の若者たちは一体何に反発したのか? 反発させる原因は何処にあったのか? そのきっかけになったものは一体何だったのかを考察する。
第2回目
The Radical Youth Movement大学生のなかにはアメリカの体制に疎外感を抱いていた。そこから彼らはさまざまな形で政治的・社会的直接活動へ走り出す。その過程を追う。
第3回目
同上同上
第4回目
同上同上
第5回目
The Counterculture体制に反発し、ドロップアウトした学生が向かった先は何であったのか? 彼らが彼らなりに努力した結果はどう花が咲き、現代のアメリカにどのような影響を与えたのかを探る。
第6回目
同上同上
第7回目
同上同上
第8回目
同上同上
第9回目
Rock Music and Revolution1960年代初期にはfolkを通して体制への批判が行われた。優しさを求める象徴性があった。そこへ英国から新しいタイプの音楽が持ち込まれ、Woodstockで花開いたかに見えたが、rock musicには真の意味での革命性はあったのだろうか?
第10回目
同上同上
第11回目
同上drug cultureとは一体何であったのかを探る。
第12回目
Gender and Sex Revolutions1960年代はさまざまな意味で女性の活躍が見られたが、評価されるにはいかない傾向が見られた。そうした風潮のなかでBetty Friedanが画期的な本をまとめた。"Feminine Mystique"がそれである。同時に、コミューン内部における人間関係も新しい性のあり方を出現していた。女性の社会的・政治的台頭をさぐる。
第13回目
同上同上
第14回目
同上同上
第15回目
総括50年代から60年代末までを振り返る。

使用テキスト
Norton, M. et al. 2001. A People & A Nation. Boston: Houghton Mifflin Compnay.
Dudley, W.(ed.). 2000. "The 1960s" San Diego: Greenhaven Press.
参考文献
「基礎研究 I」の参考文献を参照されたい。
発表者が作るHOおよび、テーマにしたがって適宜配布する資料。
ハワード・ジン著『民衆のアメリカ史』(TBSブリタニカ)
トッド・ギトリン著『アメリカ60年代』
成績評価方法
自主的発表+HOによる。

更新日:01/22/2003

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