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幼児指導論

科 目
幼児指導論
区 分
教育学科科目群
授業コード
21028
開設セメスター
3S
曜日・時限
春 月/78
単位数
2単位
担当者名
岩﨑 婉子
授業の概要
幼稚園教育は環境を通しての教育であり、保育者の指導・援助を考える際には、適切な環境を構成することが最も重要なこととなる。この授業では保育者の環境構成能力を高めるために、幼児の発達を適切に捉えること、それに応じた具体的な環境を考えること、また、そこでの直接的な援助の方法を知ることが求められる。この授業では、それらを具体的な子どもの姿を通して学習する。
到達目標
幼児にとって環境の意味するところを理解する。子どもの発達や状況に応じての直接的な援助の方法を試行錯誤しながら体得する。また、個々のの幼児への関わり方、集団への関わり方についての実際を体得する。
授業計画
テーマ
内 容
第1回目
幼児を指導するとは、どのようなことか援助モデルを基に幼稚園におけるふさわしい指導について考える。
第2回目
幼児期にふさわしい体験とは(1)幼児期に体験させたい内容と援助についての基本的知識を学ぶ。
第3回目
幼児期にふさわしい体験とは(2)幼稚園教育を構造的に理解する。
第4回目
幼児にとって環境とは幼児を取り巻く環境について、どのような事柄があるかについて実証的に学ぶ。
第5回目
幼児期の遊びとその意義遊びが学習であること、遊びの定義、種類等遊び論の基本的知識を学ぶ。
第6回目
遊びと発達遊びの中での育ちと発達を支える援助について学ぶ。
第7回目
幼児の発達と援助(1)3歳児の生活から、3歳児の人間関係、遊びや生活の取り組み方の実際を知り、援助を考える。
第8回目
幼児の発達と援助(2)4歳児の生活から、4歳児の人間関係、遊びや生活の取り組み方の実際を知り、援助を考える。
第9回目
幼児の発達と援助(3)5歳児の生活から、5歳児の人間関係、遊びや生活の取り組み方の実際を知り、援助を考える。
第10回目
保育の形態と指導(1)一日の生活の中での保育の形態の変化を知り、それぞれに応じた保育者の指導力について考える。
第11回目
保育の形態と指導(2)保育者の指導力を身につけるための演習を行う。
幼児への言葉かけ、集団への話しかけなど。
第12回目
個の理解のいろいろ特定の子どもの理解と援助について考える。
第13回目
遊びへの援助遊びを指導するとはどのようなことか。また、どのような遊びをどのように指導するのか等について学ぶ。
第14回目
障害児への理解障害のある子どもへの援助について学ぶ。
第15回目
新しい保育観の確立生きる力を育むための保育者の援助の在り方について考える。

使用テキスト
幼稚園教育要領解説 フレーベル館 110円
参考文献
成績評価方法
テストまたはレポート・授業への取り組み方、発表の仕方等を評価する。

更新日:02/15/2003

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