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言語学概論

科 目
言語学概論
区 分
外国語学科共通科目群
授業コード
64099
開設セメスター
6S
曜日・時限
秋 水/56
単位数
2単位
担当者名
安間 一雄
授業の概要
言葉の仕組みと役割を客観的に記述する学問である言語学とはどのような分野なのかを概観する.ここでは方法論として,英語などの特定の言語の規則を分析するのではなく,様々な言語の比較対照を通して,あるいは言語と周辺領域との関わりを通してより普遍的な真理を見いだすことを特徴とする.
各項目の詳細は私のwwwページ http://hebrides.lit.tamagawa.ac.jp/lessons/int-lingx/int-lingx_main.html を参照のこと.
到達目標
授業計画
テーマ
内 容
第1回目
話し言葉と書き言葉言葉は約束事 ~言語学の研究対象,言語を記録する体系
第2回目
動物の言語と人間の言語チンパンジーも言葉が話せる? ~Washoe, Sarah, Ai, Kanji に見る動物のコミュニケーション
第3回目
言語と脳失われた言葉を取り戻す ~心理言語学と大脳生理学
第4回目
子供の言葉の発達どのようにして言語を習得するか? ~第1言語の発達過程(0歳から5歳まで)
第5回目
外国語の上達どのようにしたらうまく話せるようになるか? ~第2言語の習得理論
第6回目
音と音声 (1)カテゴリーができるまで ~調音音声学と音韻論
第7回目
音と音声 (2)音声はどのように聞こえるか? ~音響音声学
第8回目
統語論「正しい」言葉の記述 vs 言葉の「正しい」記述 ~構造主義文法,生成文法,その他の文法
第9回目
形と意味発話に意味を込める ~意味論,語用論
第10回目
会話の原則言葉の適切な使い方 ~談話分析
第11回目
言語と社会言葉の多様性と普遍性 ~社会言語学
第12回目
世界の言語とその系統言語の系統(印欧・非印欧),言語と人類の発達
第13回目
コンピューターと言語近未来の言語研究 ~人工知能,機械翻訳,コーパス言語学
第14回目
第15回目

使用テキスト
G. ユール/今井・中島訳 『現代言語学20章』(大修館, 1987)ISBN: 4-469-21145-1
参考文献
E. Finegan & N. Besnier, Language: Its Structure and Use. (Harcourt Brace Jovanovich, 1989) ISBN: 0-15-549175-X
D. Crystal, The Cambridge Encyclopedia of Language (Cambridge University Press, 1987) ISBN: 0-521-42443-7
D. クリスタル/風間・長谷川訳 『言語学百科事典』(大修館, 1992)ISBN: 4-469-01202-2
町田健 『言語学が好きになる本』(研究社出版, 1999)ISBN:4-327-37674-4
 その他の参考文献はその都度指示する.
成績評価方法
定期試験

更新日:02/10/2003

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