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文章表現A

科 目
文章表現A
区 分
コアII科目群
授業コード
19039190405902459025
開設セメスター
1S2S
曜日・時限
水/56木/34火/34木/34
単位数
2単位
担当者名
徳座 照雄
授業の概要
      文章表現に熟達するためには、文章を数多く書くことが大切ではあるが、それ以前にむしろ的確な「文字表記」を身につけることがより大切である。漢字をどのように使い分けるか、仮名遣いや送りがなは誤っていないか、略字やワープロ独特の漢字の使用は良いかどうかなどを着実に学習する。その上で総合的な応用として数回の文章演習を行う。つまり、文章表現Aは「文字表記」の学習が中心である。
授業計画
テーマ
内 容
第1回目
      日本語の文字と表記  
          かな、カタカナ、ローマ字、漢字の総数と制限
第2回目
      当用漢字と常用漢字  
          その存在の意味、目的、受けとめ方
第3回目
      略体字        
          略字、ワープロの異体字、俗字の扱い方
第4回目
      教育漢字、人名漢字  
          義務教育での漢字、人名漢字の制限
第5回目
      漢字の音と訓     
          音読み、訓読みの制限は何のためか
第6回目
      現代仮名遣い     
          たとえば「新妻…にいづま、稲妻…いなずま」の違いなどその歴史的な推移
第7回目
      現代仮名遣い     
          同上
第8回目
      送り仮名の付け方   
          たとえば「行う」か「行なう」か、などの問題点
第9回目
      外来語の表記     
          たとえば「セパード」か「シェパード」などの表記
第10回目
      符号や数字の表記   
          たとえば「そののち」はO,「そのゝち」×といった表記
第11回目
      原稿用紙の表記    
          たとえば句読点の打ち方、行替え、行あけの仕方など
第12回目
      文章演習Ⅰ      
          常用漢字を意識した作文
第13回目
      文章演習Ⅱ
          主題と構成を意識した作文
第14回目
      文章演習Ⅲ
          常用漢字表と表外漢字を意識した小論文
第15回目
      文章演習Ⅳ
          主題、主張を明示した小論文

使用テキスト
「岩波 現代用字辞典」岩波書店
       ・「新しい日本語の表記」尚学図書/尚学図書
参考文献
「日本語表現法」長野 正著/玉川大学出版部
成績評価方法
・上記第1回目~第11回目を学習時に4~5回の小レポートの提出。
       ・第12回目~第15回目の時に作文、小論文を提出をさせる。それらの総合評価。
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