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芸術解釈と批評C

科 目
芸術解釈と批評C
区 分
教養科発展科目群
授業コード
59260
開設セメスター
4S
曜日・時限
水/12水/34
単位数
4単位
担当者名
五味田 幸夫、山内 藤子
授業の概要
      英国の19世紀及び20世紀の文学についての解釈と批評

      奇数回授業担当=山内
       20世紀の芸術、特にイギリスのイギリスモダニズム文学を中心に解釈・批評を行っていく。さらに周辺のドイツ・フランスの文学や絵画についても考えてみる。実際に作品を読んだり、発表なども取り入れる。

      偶数回授業担当=五味田
       「世紀末芸術」は転換期の芸術であるが、新時代の出現を予告する芸術と見れば、その「美の冒険」は興味深いものがある。この転換期の芸術の現代芸術への意味について検討したいと考えています。未来に対する希望・期待と不安・苦悩の狭間で芸術家たちの創造しようとしたものについて研究したいと思います。
授業計画
テーマ
内 容
第1回目
      授業ガイダンス
          授業の進め方、目的についての説明。
第2回目
      世紀末芸術の特徴
          アール・ヌーヴォー、ユーゲンシュティルの解説。世紀末芸術が転換期の芸術であり、華麗な「美の冒険」といった背景について。
          以下、具体的に説明していく。
第3回目
      モダニズム
          文学におけるモダニズムの特徴、歴史的背景をとらえる。
第4回目
      バロックとロココ
第5回目
      T. S. Eliot
          エリオットの生涯と作品、その特徴。
第6回目
      ケルト芸術
第7回目
      "The Waste Land"
          『荒地』などの代表作(詩)を読み、解釈、批評する。
第8回目
      レアリスムへの反逆
第9回目
      James Joyce
          ジョイスの生涯と作品、その批評。
第10回目
      オスカー・ワイルド「サロメ」
第11回目
      Dubliners
          短編集『ダブリン市民』を読み、解釈する。
第12回目
第13回目
      批評
          ジョイスの作品に対する批評。
第14回目
      オスカー・ワイルド「ドリアン・グレイの肖像」
第15回目
      映画化された『死者たち』
          映画『死者たち』を見て考える。

第16回目
第17回目
Virginia Woolfウルフの生涯と作品、その特徴。
第18回目
アラベスクの魔術
第19回目
Mrs. Dalloway長編小説『ダロウェイ夫人』を読み、解釈をする。
第20回目
第21回目
批評ウルフの作品に対する批評。
第22回目
印象から表現へ
第23回目
映画化された『ダロウェイ夫人』映画『ダロウェイ夫人』を見て、考える。
第24回目
ルドン
第25回目
モダニズムの絵画印象派、キュービズムなどの絵画について。
第26回目
ゴーガン
第27回目
ドイツ、フランスのモダニズム文学トーマス・マン、プルーストについて。
第28回目
スーラ
第29回目
まとめモダニズムの多様性とその発展。
第30回目
オグデン・ルード
使用テキスト
山内=教室で指示する。(T.S.エリオットの『詩集』 ジョイス『ダブリン市民』などの翻訳を使用予定)
      五味田=「世紀末芸術」高階秀璽 紀伊国屋書店
参考文献
山内=教室で指示する。
      五味田=「世紀末美術の楽しみ方」河村錠一郎 新潮社
成績評価方法
山内=レポートを中心に、発表、出席率などを総合する。
      五味田=平常時の小テスト及びレポート
      上記の総合評価
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