授業計画 | テーマ | 内 容 |
第1回目 | 孔子と『論語』 | 『論語』における孔子の教説。 |
第2回目 | 聖なる儀礼としての人間社会 | ・いかにして人間の行為は「礼」を通じて文明化された行為に成っていくのか。 ・孔子は「人間的存在としての比喩」としての<聖なる儀式(礼)>から「社会の内なる人間」という着想をもっていたのではないか。
|
第3回目 | 聖なる儀礼としての人間社会 | 同上 |
第4回目 | 聖なる儀礼としての人間社会 | 同上 |
第5回目 | 岐路なき道 | ・孔子の人間論、それと結びついた道徳的心理学の基本。 ・人間的に豊かな人間のビジョン。道(タオ)を歩むことを「学ぶ」べく宿命づけられているものとしての人間、その完成が社会の偉大なる「儀礼」への参加の内にこそあるところのものとしての人間のビジョン。
|
第6回目 | 岐路なき道 | 同上 |
第7回目 | 岐路なき道 | 同上 |
第8回目 | 個の場 | ・社会生活の強調はけっして個人の否定を意味するものではない。「仁」と「礼」は同一物の異なった側面としてとらえる。 ・自己のエッセンスとしての「内的」な「私的」な領域という現代西欧のメタファに依存しないところの人間的な個人概念に到達した孔子。
|
第9回目 | 個の場 | 同上 |
第10回目 | 個の場 | 同上 |
第11回目 | 伝統主義者か予言者か | ・孔子は革命的な思想家であったのか。 ・孔子は、将来の文化的調和・統一のビジョンを示すような思想を語ったのか。
|
第12回目 | 伝統主義者か予言者か | 同上 |
第13回目 | 「聖なる器」という比喩 | ・いかにして個人の尊厳、そして此の世とそこにおける事物の神聖さ、は身分区別においてよりも儀式と儀礼において明白なものとなるのか、を孔子は示したのではないか。
|
第14回目 | 「聖なる器」という比喩 | 同上 |
第15回目 | 孔子とは | 新しい孔子像を見つける。 |