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植物病理学

科 目
植物病理学
区 分
農芸化学科科目群
授業コード
13531
開設セメスター
5S
曜日・時限
水/12
単位数
2単位
担当者名
渡辺 京子
授業の概要
自然環境下では、植物病害の原因となる病原微生物も生態系・循環系を構成する一員であり、植物の進化あるいは微生物間相互作用とともに進化・分化をとげてきた。しかし、農耕という特殊な条件下では、植物病原体は時には作物に大きな被害をもたらし、その適切な制御が必要になっている。授業では病原体の種類と特性、感染生理、病害防除の現状について理解を深め、今後、植物病理学の分野が何を担うべきか、何を担えるかを考える。
授業計画
テー
内 容
第1回目
講義の進め方、
植物病理学の歴史と現状
講義のポイント、作物の病害と人間生活、植物病理学の歩み、必要性、問題定義
第2回目
病気の種類と診断病原、病徴の種類、病気の診断方法、
病害成立の基本概念と病原体の動態
第3回目
病原体 菌類(1)分類体系
第4回目
〃   菌類(2)病気の具体例
第5回目
〃   細菌分類体系、病気の具体例
第6回目
〃   細菌
 (ファイトプラズマ)
分類体系、病気の具体例
第7回目
〃  
ウイルス・ウイロイド・線虫など 
分類体系、病気の具体例
第8回目
病気の伝染源と病原の伝染方法伝染源、伝染方法、発生予察
第9回目
病気の感染生理宿主・病原体相互反応(1)
第10回目
宿主・病原体相互反応(2)
第11回目
宿主・病原体相互反応(3)
第12回目
病害発生の現状具体例
第13回目
病害防除植物検疫、防除法のいろいろ
農薬の使用とトランスジェニック植物
第14回目
まとめ植物病害研究の現状、これから進む道
第15回目

使用テキスト
新編 植物病理学概論/久能 均他/養賢堂/3,800円
授業中に配布する資料
参考文献
新植物病理学/都丸敬一他/朝倉書店/4,500円など
随時提示
成績評価方法
授業への参加度、出席度、筆記試験
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