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分子生物学

科 目
分子生物学
区 分
農芸化学科科目群
授業コード
13565
開設セメスター
5S
曜日・時限
金/12
単位数
2単位
担当者名
高橋美帆
授業の概要
      1953年のワトソンとクリックによるDNAの二重らせん構造の発見から約50年後の2001年2月にヒトゲノム配列の概要が決定された。2003年には完全な形で全塩基配列がわかる。新しい分子生物学、生命科学の局面が開かれつつある。本講では分子生物学の発展の歴史的な流れを把握するとともに、基本的な知識の習得を目的とする。
授業計画
テー
内 容
第1回目
      イントロダクション
          分子生物学の普遍性、遺伝子、タンパク質
第2回目
      DNA複製
          DNA複製の基本原理、DNA修復機構
第3回目
      遺伝子の発現と調節
          RNA、転写反応と翻訳反応
第4回目
      細胞周期と染色体
          真核生物の細胞分裂について
第5回目
      真核生物の遺伝学
          染色体の遺伝機能の発見
第6回目
      原核生物の遺伝学
          ファージ、プラスミド、細胞増殖機構
第7回目
      補充とまとめ
          前半学んだことの復習と補充
第8回目
      遺伝子工学(I)
          制限酵素、組換DNA、塩基配列決定法
第9回目
      遺伝子工学(II)
          PCR、CDNAライブラリー
第10回目
      ウィルスとがん
          がん遺伝子、発がん機構
第11回目
      シグナル伝達
          Gタンパク質、受容体
第12回目
      多細胞体制の分子生物学
          ショウジョウバエの体節の形成
第13回目
      モデル生物の分子生物学
          酵母、線虫、マウスなど
第14回目
      ヒトゲノム
          ヒトゲノム計画の概要、病気のゲノム解析
第15回目
      定期試験

使用テキスト
指定しない
参考文献
細胞の分子生物学(アルバートほか、Molecular biology of the cell, Arberts et al., GS)、タンパク質の生命科学(池内、中公新書)、分子生物学(柳田ほか、東京化学同人)など
成績評価方法
試験(100%)
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