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環境工学

科 目	環境工学	区 分	経営工学科科目群
授業コード	54414	開設セメスター	8S
曜日・時限	月/56	単位数	2単位
担当者名	日鼻　宏一

授業の概要

企業の生産活動が地球環境におよぼす影響を考慮し、環境に配慮した生産活動の設計とその維持、統制をするための諸方法や管理について学ぶ。生産活動に用いる資源としての生産物（製品）のあり方、つまり、いま作っている製品（全部または一部）を、将来作ろうとしている製品の資源として再利用する考え方などについても学ぶ。

授業計画	テーマ	内 容
第1回目	生命の起源と環境	生命の誕生にたどりついた当時の地球環境の考察
第2回目	環境問題と生命科学	化学物質等が生態系に与える影響についての概説
第3回目	地球の物質的・エネルギー的特性	有限な地球資源についての考察
第4回目	水の循環と安全性	開発インパクトの水への影響
第5回目	大気の循環と越境問題	オゾン層の破壊、酸性雨、海洋汚染、有害廃棄物の越境等
第6回目	環境に関する規制と環境基準	環境関連法、環境基準についての概説
第7回目	環境アセスメント	環境アセスメントの考え方、およびシステム工学へのアプローチ
第8回目	容器包装のリサイクル	生活の中の容器包装とリサイクル対策
第9回目	環境コミュニケーション	環境報告書による情報開示、環境教育、地域との共生
第10回目	技術開発・用途開発	LCAを意識した技術開発・用途開発
第11回目	地球温暖化防止への取り組み	京都会議の役割と世界の動き。CO2削減先進技術。
第12回目	ゼロエミッションへの取り組み	循環型社会構築に向けての企業の動き
第13回目	環境ﾏﾈｼﾞﾒﾝﾄｼｽﾃﾑにおける継続的改善	ISO14001規格発行の背景と役割
第14回目	環境経営と組織改革	先進企業の事例と経営戦略的対応
第15回目	期末試験

使用テキスト	適宜プリントを配布
参考文献	「キリンビールにおける環境ﾏﾈｼﾞﾒﾝﾄの実際」「リコーにおける環境ﾏﾈｼﾞﾒﾝﾄの実際」（日科技連出版社）
成績評価方法	レポート提出数回、期末テスト：事前に知らせた10題程度の中から４問を出題

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