授業の概要 |
本講では、現在の教育制度・教育観・教育方法などが確立される歴史を、古代から現代までたどる。時代を(1)古代・中世、(2)近代(中世から近代へ~19世紀の公教育制度の確立)、(3)新教育運動、(4)新教育運動以降の四つに大きく分け、史的事実や教育思想を体系的に学ぶ。教員採用試験を見据えつつ、一つの範囲が終わった時点で試験を行い、基礎的な知識の理解と定着をはかる。たんなる暗記にとどまらないように、現代教育の問題点や可能性について、史的視点から検討する力を育成することもめざす。(昨年[平成13年度]とは授業の進め方を大幅に変更するので、文学部教育学科2~3年の受講生は注意すること。)
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