検索 検索トップページ トップページ担当別50音一覧 担当別50音一覧

戯曲入門

科 目
戯曲入門
区 分
パフォーミング・アーツ学科科目群
授業コード
開設セメスター
1S2S
曜日・時限
木/12
単位数
2単位
担当者名
法月 敏彦
授業の概要
 演劇を成り立たせている要素のひとつである戯曲(台本・テキスト)とは、いったいどのような形式のものであり、どのような機能を持っているのか。歴史的には一様ではなかった戯曲形式も、近現代に至って、小説とは異なる独特の形式となった。戯曲と実際の舞台の間には相違点がある。それでは、どのように戯曲を読み解いていけばよいのか。
 この授業では、具体的な作品の読解方法の会得を通して、現代における戯曲の意味を、できる限り「上演」という観点から追求していきたい。とくに、日本の古典演劇とその台本の具体例を通して、現代の戯曲形式との本質的な違いを述べたい。なお、受講者(学生)自身による「音読」ないしは「パブリック・リーディング」という授業運営の方法を実施する。
 学期の途中で中間レポートの提出がある。B5版原稿用紙・縦書き・5枚以内。
 学期末に試験を行う。
授業計画
テー
内 容
第1回目
概説1 現代戯曲の形式。
第2回目
概説2戯曲以前の形式。古典演劇の台本。欧州、日本など。
第3回目
各論1欧州古典演劇における歌と言葉の記述1
第4回目
各論2欧州古典演劇における歌と言葉の記述2
第5回目
各論3欧州古典演劇における歌と言葉の記述3
第6回目
各論4日本古典演劇における歌と言葉の記述1
第7回目
各論5日本古典演劇における歌と言葉の記述2
第8回目
各論6日本古典演劇における歌と言葉の記述3
第9回目
各論7現代戯曲形式への道程1
第10回目
各論8現代戯曲形式への道程2
第11回目
各論9現代戯曲形式への道程3
第12回目
各論10戯曲形式の完成と展開1
第13回目
各論11戯曲形式の完成と展開2
第14回目
各論12戯曲形式の完成と展開3
第15回目
まとめ戯曲形式と稽古方法の相関関係についての一考察

使用テキスト
適宜プリントを配布する
参考文献
授業時に指示する
成績評価方法
平常点40% レポート30% 試験30%
検索トップページ担当別50音一覧