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書道

科 目
書道
区 分
ビジュアル・アーツ学科科目群
授業コード
開設セメスター
1S
曜日・時限
火/34
単位数
2単位
担当者名
吉田 功
授業の概要
        書は「漢字」という特有な文字構造に伴なって発達した東洋独自の芸術です。
        本講座では、古代宗教観念のもとに生まれた漢字が、一体どのような理由から書体の返遷をみせたのか。中国古代の文字資料や石碑・法帖の臨書をとおしてそこに表われる形や線、構成美に注目し、書の芸術性を探っていきます。
授業計画
テー
内 容
第1回目
        書とはどういう芸術か
                  実技:なし、講義:書の定義・書体変
第2回目
        甲骨文字(BC1300年)
                  実技:線刻文字を筆で表現する、講義:殷団代の文字の役割
第3回目
        篆書(BC400年)
                  実技:石鼓文を書く、講義:篆書の造形美
第4回目
        〃(BC219年)
                  実技:泰山刻石(始皇帝)を書く、講義:始皇帝の文字統一
第5回目
                  実技:雅印をデザインする、講義:印の歴史と用途
第6回目
        隷書(BC186年)
                  実技:張碑を書く、講義:隷書とは
第7回目
                  実技:張遷碑を書く、講義:隷変という文字改革
第8回目
                  実技:張遷碑を書く、講義:いろいろな書風の隷書
第9回目
        草書(BC687年)
                  実技:書譜を臨書する、講義:草書の発生
第10回目
                  実技:書譜を臨書する、講義:草書の流動美
第11回目
        行書(BC353年)
                  実技:蘭亭序を臨書する、講義:行書の美
第12回目
                  実技:蘭亭序を臨書する、講義:王羲之の文字デザイン
第13回目
        楷書(BC632年)
                  実技:九成宮醴泉銘を臨書する、講義:楷書の発生から完成まで
第14回目
                  実技:九成宮醴泉銘を臨書する(硬筆臨書)、講義:いろいろな書風の楷書
第15回目
                  実技:作品制作・レポート提出、講義:書の技術性

使用テキスト
書道資料集『書の世界』江原利津子 他編 / 中教出版 / 1,100円
参考文献
授業時にプリントを配布
成績評価方法
出席50%、作品25%、レポート25%
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