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鍵盤楽器入門(ピアノ)

科 目
鍵盤楽器入門(ピアノ)
区 分
パフォーミング・アーツ学科科目群
授業コード
開設セメスター
2S
曜日・時限
単位数
2単位
担当者名
寺田 秀彦 他
授業の概要
        音楽基礎実技の次段階科目である。調性音楽の理解を深めるために、ピアノの学習者が避けて通ることのできない作曲家の中からバッハ、モーツァルト、ハイドンの作品を取り上げる。又、共通教材のコンコーネも継続学習する。バッハにおいてはポリフォニーの理解力の基礎を学ぶ。正しいアーティキュレーションやフレーズのまとめかた、そして何より各声部を「カンタービレ」に演奏することを学ぶ。ハイドン、モーツァルト等の古典派の作曲家からは音楽の形式や様式感の基礎を学ぶ。
        受講者のレベルに対応できるようグループ編成や内容を考慮する。
授業計画
テー
内 容
第1回目
        J・Sバッハ 二声インベンション(№1,4,8,14)
                  例:インベンション第1番
                  (反行や逆行、レトロ手法や拡大・縮小等バッハの作曲手法にもふれる)各声部を正確に演奏するだけでなく、主題や応答の理解のもとに演奏する方法を身につける。
                  読譜力をつける~転調、リズム、指使い等
第2回目
        J・Sバッハ 二声インベンション(№1,4,8,14)  
        J・Sバッハ 三声シンフォニア(№1,6,9,12)
                  例:シンフォニア第9番
                  厳格な三重フーガ~多様な手法を学ぶ。メロディー、ハーモニーを正確に読み取ることはもちろん、三声の対位法の設計も学ぶ。左手の下行する順次進行やオクターヴの動きに注目する。
第3回目
        J・Sバッハ 二声インベンション(№1,4,8,14)
        J・Sバッハ 三声シンフォニア(№1,6,9,12)
        ハイドン ソナタ
                  例:ソナタXⅥ-37 古典派におけるDynamicの演奏法や装飾音、スタカートの方法を研究する(前打音の諸問題について研究する)
第4回目
        J・Sバッハ 二声インベンション(№1,4,8,14)
        J・Sバッハ 三声シンフォニア(№1,6,9,12)
        ハイドン ソナタ
        モーツァルト ソナタ
                  例:ソナタK.570 「アウフタクトの演奏法」、「音楽における息とは」「拍子の2つ意味」「拍節法」等の読譜力を身につける。~受講者のレベルに応じたエチュードなどで基本技術を習得する。(ソナタ形式、ロンド形式、・・・休符は音楽の重要な表現だと言ったモーツァルトの意味を探ろう)
第5回目
        J・Sバッハ 二声インベンション(№1,4,8,14)
        J・Sバッハ 三声シンフォニア(№1,6,9,12)
        ハイドン ソナタ
        練習曲 ツェルニー クラマー=ビューロー
                  各エチュードより基本テクニックの習得(指だけを使った打鍵・アフタータッチ奏法、腕・手首・上腕の脱力方法、指の独立、指の強化、関節をとめる打鍵など)
第6回目
        J・Sバッハ 二声インベンション(№1,4,8,14)
        J・Sバッハ 三声シンフォニア(№1,6,9,12)
        ハイドン ソナタ
        モシュレス モシュコフスキー
第7回目
        J・Sバッハ 二声インベンション(№1,4,8,14)
        J・Sバッハ 三声シンフォニア(№1,6,9,12)
        ハイドン ソナタ
        モシュレス モシュコフスキー
第8回目
        J・Sバッハ 二声インベンション(№1,4,8,14)
        J・Sバッハ 三声シンフォニア(№1,6,9,12)
        ハイドン ソナタ
        モシュレス モシュコフスキー
第9回目
        J・Sバッハ 二声インベンション(№1,4,8,14)
        J・Sバッハ 三声シンフォニア(№1,6,9,12)
        ハイドン ソナタ
        モシュレス モシュコフスキー
第10回目
        J・Sバッハ 二声インベンション(№1,4,8,14)
        J・Sバッハ 三声シンフォニア(№1,6,9,12)
        ハイドン ソナタ
        モシュレス モシュコフスキー
第11回目
        J・Sバッハ 二声インベンション(№1,4,8,14)
        J・Sバッハ 三声シンフォニア(№1,6,9,12)
        ハイドン ソナタ
        モシュレス モシュコフスキー
第12回目
        J・Sバッハ 二声インベンション(№1,4,8,14)
        J・Sバッハ 三声シンフォニア(№1,6,9,12)
        ハイドン ソナタ
        モシュレス モシュコフスキー
第13回目
        J・Sバッハ 二声インベンション(№1,4,8,14)
        J・Sバッハ 三声シンフォニア(№1,6,9,12)
        ハイドン ソナタ
        モシュレス モシュコフスキー
                  公開演奏会に向けてのまとめ(音符の確認と楽譜の再確認)
第14回目
                  公開演奏会リハーサル
第15回目
        実技試験
                  公開演奏会

使用テキスト
Invention(Urtext使用) Symphonia(Urtext使用) フランス組曲(Urtext使用)他、
参考文献
成績評価方法
出席率および実技試験
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