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音楽論概説

科 目
音楽論概説
区 分
パフォーミング・アーツ学科科目群
授業コード
開設セメスター
2S
曜日・時限
火/12
単位数
2単位
担当者名
笹川 隆司
授業の概要
音楽は、他の諸芸術と同様に、時代により、民族により様々に語られ伝えられてきた。この授業では、西洋・東洋の文献を参考にして、その中から幾つかを取り上げ、音楽がどうのように語られ考えられてきたかを紹介し、音楽とは何か、音楽の本質はどこにあるのか,に触れることによって、現代の我々が音楽について考えるきっかけを提示することを試みる。その際、単に音楽学関係の文献にとどまらず、他の芸術領域からも音楽について語っている資料を活用する。
授業計画
テー
内 容
第1回目
講義の前置き授業内容の説明、「音楽」とは?
第2回目
古代ギリシアの音楽観音楽と宇宙(ハルモニア論)
第3回目
音楽療法の起源?(エートス論)
第4回目
古代中国の音楽観孔子の『論語』
第5回目
西洋中世の音楽観音楽は学問?(自由七科とボエチウスの音楽三分類)
第6回目
ルネサンス期の音楽観レオナルド・ダ・ヴィンチと音楽
第7回目
バロック期の音楽観デカルトの『情念論』(音楽と感情)
第8回目
古典派時代の音楽観形式美と表現
第9回目
近世日本の音楽観古典文献の中の「音楽」論
第10回目
19世紀の音楽観音楽美学の誕生(ハンスリック)
第11回目
諸藝術の理想としての音楽
第12回目
20世紀の音楽観ジゼル・ブルレ他
第13回目
ポスト・モダン・ミュージック
第14回目
総括 1音楽の現代的課題
第15回目
総括 2理解力確認

使用テキスト
特にない。適宜プリントを配布する。
参考文献
授業で随時紹介する。
成績評価方法
出席点20%、レポート30%、試験50%。
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