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ビジネス・エシックス

科 目
ビジネス・エシックス
区 分
国際経営学科科目群
授業コード
1563955652
開設セメスター
3S4S
曜日・時限
金/89金/89
単位数
2単位
担当者名
永田 清
授業の概要
ビジネスエシックス(企業倫理)とは企業の社会的、倫理的側面に焦点を当てた経営学の新しい分野である。日米で、企業の不祥事が相次ぐ今日、その重要性はますます増してきている。
 本講議では、最近の好書を解読し、ビジネスエシックス発祥の地であるアメリカの状況をケース分析等も交えて勉強します。学期の後半では、その日本的経営への影響を調べ、さらに今後の日本の企業社会での展望を試みます。
授業計画
テーマ
内 容
第1回目
基本的理解第1章:ビジネスエシックス(経営倫理)とは
    (概念説明)
第2回目
発祥地アメリカでの展開第2章:アメリカで盛んになった産学による経営倫理
    (歴史的流れ)
第3回目
日本の企業社会への導入第3章:なぜ今、日本で「経営倫理」が問われるのか
    (経営体質の変化)
第4回目
経営価値観の変貌第4章:新しい経営価値の創造と経営倫理
(新旧価値観の分析)
第5回目
経営価値の詳細第5章:経営価値4原理システムの図解による説明
    (本来、経営とはどんな原理で動くのか)
第6回目
組織論での位置付け第6章:組織倫理と個人倫理は”車の両輪”
    (倫理観の二面性)
第7回目
経営倫理とイノベーション第7章:新旧両原理の拡大均衡化とイノベーションに
よる持続的成長
(イノベーションの役割)
第8回目
理念と行動第8章:経営理念と企業倫理行動基準の徹底
    (行動基準の役割)
第9回目
新しい利害関係者(Stakesholders)第9章:Stakesholders ManagementとCorporate 
Governance
(Stakesholdersの役割)
第10回目
グローバル時代へ第10章:グローバル時代の経営倫理の重要性
     (新しい経営価値観作りへ)
第11回目
新しい労使関係へ第11章:人間性+社会性の「反」+「促」の推進とこれからの労使協力
第12回目
今後の展望(日本社会における)第12章:わが国企業の経営倫理への遅れをどう取り戻すか
     (今後の日本社会への課題)
第13回目
今、総括へ(テキストブックの総復習)あとがき (本書に見る経営倫理テーマの展開特色)

  
第14回目
本コース全体の総括へビジネスエシックス(経営倫理)はどう教えられるか
(科目としての倫理観)
第15回目
将来展望へ日本企業(社会)における経営倫理とは
(原点に戻る論議)

使用テキスト
『経営倫理学のすすめ』
水谷雅一 [著]
平成10年6月20日発行
丸善ライブラリー
参考文献
開講後、必要に応じて担当教員よりクラスにて指示。
成績評価方法
期末レポート(試験)      30%
Web演習レポート        30%
コメントシート         20%
出席+授業参加         20%
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