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ことばと文化

科 目
ことばと文化
区 分
コアII言語表現科目群
授業コード
1002250023
開設セメスター
1S2S
曜日・時限
火/12火/12
単位数
2単位
担当者名
小河 奈保子
授業の概要
        ことばと文化の関係について、毎回違ったテーマにそって考察していく。アメリカと日本を中心にすすめるが、アジアの国々なども例にあげながら講義、グループディスカッションをまじえて授業をすすめていく。このクラスを受講する間に、日常と密接な関係にある文化を無意識化から意識化できる態度を身につけてもらいたい。
授業計画
テーマ
内 容
第1回目
        Introduction
                  授業の進め方、規定について説明
第2回目
        ことばと文化
                  「ことば」とは何か、「文化」とは何か(テキストⅠ章)
第3回目
        コミュニケーション
                  コミュニケーションモデルとその限界、意味の次元(内容面、関係面)
第4回目
        異文化間コミュニケーション
                  研究内容と研究分野、モデル紹介
第5回目
        信念と価値観
                  事実に意味を与える価値について(テキスト5章)
第6回目
        言語と文化的認識
                  サピアとウォーフの仮説(言語相対性の原理)(テキスト2章)
第7回目
        日本人の言語観
                  ことわざや語彙からみられる言語観と日本人の心理構造
第8回目
        コマーシャルと広告のことば
                  コミュニケーションスタイルと思考形式の文化的比較
第9回目
        ステレオタイプ
                  自民族中心主義とステレオタイプ
第10回目
        人を表すことば
                  日本語の人称代名詞にみられる日本文化(テキスト6章)
第11回目
        ことばの意味と定義
                  「ことばの意味」とは何か、その伝達の限界(テキスト4章)
第12回目
        ことばとジェンダー
                  日本語と英語の性差
第13回目
        会話のなりたち
                  丁寧表現、謝まり方の分析
第14回目
        マスメディアとグローバリズム
                  アンデンティティの画一化と喪失
第15回目
        予備日

使用テキスト
「ことばと文化」 鈴木孝夫著 (岩波新書)
参考文献
「異文化コミュニケーション 1 ことばと文化」本名信行他著 (三修社)
        「異文化間コミュニケーションへの招待」鍋倉健悦著 (北樹出版)
成績評価方法
クラスでの小テスト、課題提出、平常点(授業態度重視)、出席点、期末試験の合計
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