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社会言語学

科 目
社会言語学
区 分
外国語学科共通科目群
授業コード
64203
開設セメスター
6S
曜日・時限
金/34
単位数
2単位
担当者名
小田真幸
授業の概要
「社会言語学」と言われている研究領域を概観する。内容は分野の位置付け、微視的(Micro)社会言語学、巨視的(Macro-)社会言語学の3つに分けられるが、それぞれの関連性についても随時言及する。様々な概念はできるだけ例をあげて解説するが、その際英語と日本語が中心ではあるものの、他の言語の例も紹介する。 講義は日本語で行うが、予め英文のテキストの指定個所を読んでいるという前提で授業を進めて行く。(外国語学科英語コース4年次生は「社会言語学」としての履修に制限があるので事前に確認のこと)
授業計画
テーマ
内 容
第1回目
Introduction社会言語学とは? 言語学と社会言語学。
第2回目
社会言語学の研究方法Micro- vs. Macro Sociolinguistics. Text pp.1-13
Qualitative Studies & Quantitative Studies
第3回目
研究の対象と単位Language, Discourse, Society Text pp.14-16
Discourse = 談話?
第4回目
談話の構造Narratives and Conversations Text pp.16-18
微視的なディスコース研究
第5回目
社会言語学と語用論Politeness, Cross-Cultural Pragmatics
Terms of Address pp.19-23
語用論と微視的社会言語学
第6回目
ディスコースの研究巨視的なディスコース研究
言語とメディア
第7回目
言語の変容(1)Speech communities & repertories. Text pp.24-27
いわゆる「社会方言」について
第8回目
言語の変容(2)Dialects (Geographical Varieties). Text pp.27-30
「方言」と「変種」
第9回目
言語の変容(3)Styles, Specialized Varieties and Domains Text pp.31-35 and 39-41
業種(分野)別の言語使用
第10回目
言語と性差Language and Gender pp.36-29
男性語 vs 女性語?
第11回目
多言語社会(1)Societal Multilingualism (Language Planning/Policyを中心に) Text pp.51-65
多言語国家の事例
第12回目
多言語社会(2)言語と教育政策、言語と政治、経済  Text pp.66-77
第13回目
言語と思想言語と思想
言語と権力構造
第14回目
まとめ最近の社会言語学の研究から
第15回目
予備日

使用テキスト
Bernard Spolsky. 1998. Sociolinguistics. Oxford: Oxford University Press
参考文献
開講時に指示する
成績評価方法
FORUMへの投稿、Weekly Assignments 30% Review 30% Term Paper 40%
この科目は学内ネットワークの学生用FORUMを多用する。具体的には、諸連絡、ハンドアウトなど資料の配布、ディスカッション、課題の提出などをオンラインで行う、したがって少なくとも学内のネットワークでE-mailの送受信(添付ファイルを伴うものも)が出来ることが前提となる。また、受講者は毎週授業のフィードバック(感想、疑問点、授業で提起された問題点に対する自分の意見)を1パラグラフ程度、その次の授業までにFORUM上に提出しなければならない。Term-Paperは英語で書いても日本語で書いてもよい。
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