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貿易業務論

科 目	貿易業務論	区 分	国際経営コース科目群
授業コード	23063	開設セメスター	7S
曜日・時限	春金/34	単位数	2単位
担当者名	荒畑　治雄

授業の概要

貿易取引を円滑に進めていくには、取引に携わる企業が世界の貿易界で普遍的に行われている商慣習や手続きを正確に把握した上で相手先企業と売買契約を締結し、かつ履行する必要がある。本講義ではグローバルな戦略的観点から、貿易取引を遂行する場合に共通する手続きや仕法を体系的に理解できるように指導する。また、国際的に普及しはじめている電子商取引についても概説する。

授業計画	テーマ	内 容
第1回目	国際マーケティング	マーケティングと市場調査
第2回目	取引関係の形成	予備交渉、本交渉
第3回目	Trade Terms（定型取引条件）	Incoterms 2000によるTrade Termsの解釈
第4回目	〃	国際複合運送とTrade Terms
第5回目	売買契約の成立	一般的取引条件の協定、売買契約の締結
第6回目	海上運送	コンテナによる国際複合運送
第7回目	航空運送	航空運送の概要
第8回目	輸出通関手続き	税関の機能と貿易
第9回目	海上保険契約	海上保険の内容と契約当事者
第10回目	〃	海上保険の基本条件
第11回目	先物、為替	為替相場変動による危険の回避
第12回目	輸入通関手続き	Air NACCS, Sea NACCSによる通関手続き
第13回目	代金決済	送金為替、信用状を用いた決済、その他
第14回目	電子商取引	インターネットEDIを利用した貿易取引
第15回目	貿易クレーム	貿易クレームの防止とその解決方法

使用テキスト	・入門、貿易実務/椿　弘次/日経文庫/830円 ・プリントを配布する。
参考文献	授業時に指示する。
成績評価方法	授業への参加度、学年末試験

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