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哲学

科 目
哲学
区 分
コアII科目群
授業コード
18123
開設セメスター
1S
曜日・時限
水/12
単位数
2単位
担当者名
中川 明博
授業の概要
哲学とは何か――この問いに答えるためにはすでに一定の哲学を必要とする。この授業は実際に哲学者たちがこれまで哲学をどのようなものとして理解してきたのかをたどることがこの問いに答えるための近道であると考える。そのために、古代ギリシアから現代までの哲学を三つのパラダイムに類型化し、それぞれにおける哲学の意味、その対象、その方法がいかなるものであったかを確認していく。問題の学的探求(科学としての哲学)と自己変革(啓蒙としての哲学)という哲学に不可欠の機能が各パラダイムでどのように働いていたかも合わせて考察する。
授業計画
テーマ
内 容
第1回目
授業の概要扱うテーマ、授業の進め方などについて
第2回目
哲学のはじまりそのはじまりにおいて、哲学とはどのようなものであったのか
第3回目
ソフィストとソクラテスソフィスト的啓蒙とソクラテスの意義
第4回目
存在論的パラダイム(1)〈驚き〉から始まる存在論とは?プラトンの哲学
第5回目
存在論的パラダイム(2)プラトンのめざした哲学
第6回目
存在論的パラダイム(3)アリストテレスの哲学
第7回目
存在論的パラダイム(4)アリストテレスのめざした哲学
第8回目
意識論的パラダイム(1)〈懐疑〉から始まる意識論的哲学とは?デカルトの哲学
第9回目
意識論的パラダイム(2)デカルトのめざした哲学
第10回目
意識論的パラダイム(3)カントの哲学
第11回目
意識論的パラダイム(4)カントのめざした哲学
第12回目
言語論的パラダイム(1)〈言語の混乱〉から始まる言語分析哲学とは?ウィトゲンシュタインの哲学
第13回目
言語論的パラダイム(2)ウィトゲンシュタインの言語ゲーム
第14回目
哲学の現在現在哲学することの意義について
第15回目
まとめ

使用テキスト
E.マルテンス/H.シュネーデルバッハ『哲学の基礎コース』晃洋書房、2001年
参考文献
授業中に適宜紹介する。
成績評価方法
受講者数にもよるが、試験またはレポートによる。
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