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英米文学

科 目
英米文学
区 分
教養科発展科目群
授業コード
18214
開設セメスター
3S
曜日・時限
月/56
単位数
2単位
担当者名
田口 幹比古
授業の概要
イギリスの女性作家の小説をとりあげ、女性と文学、社会、愛と結婚の問題を考察する。今年度は シャーロット・ブロンテ (1816-55) の代表作である Jane Eyre (1847) に見られる逆境とたたかう不屈の精神に満ちた女性像と、因習道徳を離れた愛と結婚のありようをヒロインの声と行為をとおして検討していく。
授業計画
テーマ
内 容
第1回目
オリエンテーション授業の進め方、テキスト、参考文献の解説、評価方法等
第2回目
社会背景Victoria 朝の社会
第3回目
Charlotte の生涯Yorkshire, 父と娘
第4回目
抑圧と反抗Jane の少女時代と「赤い屋根」の恐怖(1-4章)
第5回目
愛と理解Helen, Miss Temple からの影響と Jane の成長(5-10章)
第6回目
女性と職業Vicotoria朝と女家庭教師(11-14章)
第7回目
RochesterJane の日常と主人(15-18章)
第8回目
屋根裏の狂女Gothic 的要素(19-21章)
社会と女性
第9回目
愛と結婚Jane の求める愛と結婚(22-25章)
第10回目
愛の挫折と防徨困窮と愛、結婚(26-28章)
第11回目
女性の自立女性の自立と経済的要件(29-32章)
第12回目
義務と愛St. John の愛の形-炎の愛と氷の愛(33-34章)
第13回目
愛の成就Jane と愛、そして結婚
第14回目
映像と Jane Eyre Jane Eyre 映像化と原作の比較
第15回目
まとめ

使用テキスト
『ジェーン・エア』上巻、下巻/シャーロット・ブロンテ、遠藤 寿子訳/岩波文庫
参考文献
『ジェーン・エアを読む』中岡 洋/開文社
成績評価方法
期末のレポートを中心に授業への参加度を加味して総合的に評価
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