授業計画 | テーマ | 内 容 |
第1回目 | 授業の概要
内容:授業のテーマ、授業の進め方、その他について。 | なぜ労働と余暇の意味を問うのか? |
第2回目 | J.S.ミルの功利主義
| ミルの立場である功利主義の考え方を紹介する。 |
第3回目 | 判断能力について(1) | 自由は理性的な判断能力を持つ者にのみ認められるのはなぜか |
第4回目 | 判断能力について(2) | 判断能力の有無を誰がどのようにして判定するのか |
第5回目 | 自己所有について(1) | ひとが自由に処分してよい自分所有物には何があるのか |
第6回目 | 自己所有について(2) | 自分のものと言える根拠は何か |
第7回目 | 他者危害の原則(1) | 他者に関わる行為――個人に対する社会の干渉が正当な場合 |
第8回目 | 他者危害の原則(2) | 自己に関わる行為――個人に対する社会の干渉が不当な場合 |
第9回目 | 愚行(1) | 他人に影響を与えないが愚かしい行為をする自由 |
第10回目 | 愚行(2) | 愚行者に対する態度 |
第11回目 | 自己決定(1) | 自分で自分の行為を決定する自由の根拠 |
第12回目 | 自己決定(2) | 自己決定とパターナリズムの問題 |
第13回目 | まとめ(1) | ミルの自明の前提 |
第14回目 | まとめ(2) | 自由vs自由の刑 |
第15回目 | まとめ(3) | ミルと日本 |