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食品化学各論
科 目
食品化学各論
区 分
農芸化学科科目群
授業コード
25504
開設セメスター
4S
曜日・時限
月/12
単位数
2
単位
担当者名
松山 惇
授業の概要
食品は、栄養生理上の機能と、色、味、香りなどの嗜好上の機能を備えている。また、食品において最も重要なことは安全性である。食品の加工や保蔵の過程では、酸化、変色などの機能低下や品質を損なう現象も見受けられる。さらに、食品原料である天然物中には思わしくない成分も含まれている。これらの問題に触れながら、食品に関する知識を深める。
授業計画
テーマ
内 容
第1回目
食品の嗜好成分
おいしさの判定
第2回目
食品の色
食欲を引き起こす要因、呈色成分
第3回目
〃
色素の分解と変色、食肉の色と亜硫酸塩
第4回目
食品の味
基本味、味覚応答、閾値
第5回目
〃
味覚成分
第6回目
食品の香り
香気成分
第7回目
〃
動物性食品の香り
第8回目
脂質の酸化と抗酸化
酸化の因子、脂質の自動酸化
第9回目
〃
抗酸化剤
第10回目
食品成分の加熱変化
タンパク質、脂質、糖質の加熱変化
第11回目
食品における酵素作用
酵素的褐変反応、プロテアーゼ
第12回目
食品成分間の反応
非酵素的
褐変反応と食品の品質
第13回目
〃
脂質とタンパク質、アルカリ中でタンパク質に起こる変化
第14回目
食品の有害成分
第15回目
食品の物性
使用テキスト
食品学総論/安本教傳 他著/同文書院
配布資料
参考文献
食品
化
学/古賀克也 他著/三共出版
食品の品質と成分間反応/並木満夫・松下雪郎 編/講談社
食品機能
化
学/中村良 他著/
三共出版
成績評価方法
出席状況、レポートおよび期末試験により総合的に評価する。5段階評価。
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