Sllabus-生徒理解と教育相談

生徒理解と教育相談

授業の概要

教師になったとき、中・高生を、いかに理解し、援助してゆけば良いのかを一緒に考えたい。この科目では、

中・高生が書いた手紙を教材として、レター・カウンセリングの実習を行う。まず、学生諸君が、その中・高生を自分自身がどのようにうけとめたのかを自覚する。その上で、相手への共感的理解を深め、相手の立場に立った返答文を構成する。授業は実習と、研究発表により進める予定である。

授業計画	テーマ	内容
第1回目	ガイダンス
第2回目	セルフ・カウンセリングとは	カウンセリングとは何か
第3回目	〃	トーク・カウンセリング、レター・カウンセリング、セルフ・カウンセリング
第4回目	教師自身の自己理解段階	教師自身の自己理解の段階　実習
第5回目	〃	研究発表、その感想記録、その講評
第6回目	〃	〃
第7回目	〃	〃
第8回目	生徒に対する共感的理解の段階	生徒に対する共感的理解の段階　実習
第9回目	〃	研究発表、その感想記録、その講評
第10回目	〃	〃
第11回目	〃	〃
第12回目	手紙の返答	返答文の記述
第13回目	〃	自己発見援助のためのレター・カウンセリング
第14回目	〃	総括
第15回目

使用テキスト	セルフ・カウンセリング/渡辺康麿/ミネルヴァ書房/1、890円自己形成史分析入門/渡辺康麿/建帛社/1、937円その他、授業時に随時プリント配布
参考文献	先生のためのセルフ・カウンセリング/渡辺康麿/学事出版/1、631円教師のためのレター・カウンセリング/渡辺康麿/学陽出房/1、680円
成績評価方法	各段階の記述、研究発表用原稿、授業感想文の提出と期末最終リポートによる評価。