検索 検索トップページ トップページ担当別50音一覧 担当別50音一覧

栄養学各論

科 目
栄養学各論
区 分
農芸化学科科目群
授業コード
25514
開設セメスター
6S
曜日・時限
火/12
単位数
2単位
担当者名
松山 惇
授業の概要
        ヒトは、乳児期、学童期、青年期、成人期および老年期、あるいは生理状態などによって栄養要求性が異なる。とくに、乳児期は最も発育が旺盛な時期でありながら、代謝機能は未熟である。また、老化はさまざまな代謝機能の低下を伴う現象である。栄養の問題は、これらの状態に対応して考えなければならない。さらに貧血、生活習慣病、ガンなどのさまざまな疾病は、食事内容との因果関係が高いことが注目されている。このように正常な発育、健康の維持、あるいは疾病の予防と関連して、栄養上の諸問題について理解を深めるとともに、最近の栄養状態についても触れる。
授業計画
テーマ
内 容
第1回目
          乳児期の栄養
                哺乳動物の乳組成と成長との関係
第2回目
                母乳成分と乳児の生理機能との関係
第3回目
                母乳栄養と人工栄養
第4回目
          栄養所要量
                乳幼児期の栄養所要量
第5回目
                妊娠・授乳期の栄養所要量
第6回目
          酸化的損傷と栄養
                活性酸素とその発生、活性酸素と疾病との関係
第7回目
                活性酸素消去と栄養素の役割
第8回目
          貧血と栄養
                貧血の判定と分類
第9回目
                貧血の成因と予防
第10回目
          生活習慣病と栄養
                体脂肪蓄積の機構、肥満の発生要因と予防
第11回目
                過剰栄養と生活習慣病との関係
第12回目
          骨粗鬆症とカルシウム
                カルシウム代謝と体内平衝維持
第13回目
                骨吸収と骨新生、骨粗鬆症の発生と予防
第14回目
          運動と栄養
                運動による糖および脂質の動員、運動時のアミノ酸代謝
第15回目
                運動時の体液の変化と調節

使用テキスト
栄養学各論/奥恒行・藤田美明/朝倉書店
        配付資料
参考文献
成績評価方法
出席状況、レポートおよび期末試験により総合的に評価する。5段階評価。
検索トップページ担当別50音一覧