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分子生物学

科 目
分子生物学
区 分
農芸化学科科目群
授業コード
15546
開設セメスター
5S
曜日・時限
集中
単位数
2単位
担当者名
東中川 徹
授業の概要
      今日の分子生物学の起源ともいうべき1953年のワトソンとクリックによるDNAの2重らせん構造の発見は生物学に情報識別の概念をもたらした。その後、分子生物学は生物学を学ぶものにとって強力かつ不可欠のディシプリンの一つになっているといってよい。本講では分子生物学の基本的知識の習得を目的とする。
授業計画
テーマ
内 容
第1回目
      イントロダクション
      遺伝物質はDNAである、DNA,RNAの科学構造、その他の用語。
第2回目
      核酸実験法Ⅰ
      DNAクローニング、DNAライブラリー、制限酵素。
第3回目
      核酸実験法Ⅱ
      cDNAクローニング、塩基配列決定法
第4回目
      PCR
      原理と応用。
第5回目
      演習
      問題演習と復習、補充。
第6回目
      真核生物のゲノム
      c-値パラドックス、Cotカーブ、ヌクレオソーム。
第7回目
      がんの遺伝子説
      がん遺伝子の発見、単離、癌抑制遺伝子。
第8回目
      転写調節
      RNAポリメラーゼ、プロモーター、エンハンサー、転写因子。
第9回目
      RNAプロセシング
      スプライシング、ポリA付加、キャッピング、エディティング。
第10回目
      翻訳調節
      転移RNA、リボゾーム、サプレッサー、重複遺伝子。
第11回目
      免疫関連遺伝子群
      免疫グロブリン遺伝子、再編成、多様性発見。
第12回目
      DNA複製
      半保存的複製、不連続複製、プルーフリーディング。
第13回目
      演習
      問題演習と復習、補充。
第14回目
      ラクトースオペロン
      レプレッサー、オペレーター、アテニュエーター。
第15回目
      個体クローンその他
      クローン動物、ゲノムプロジェクト。

使用テキスト
指定しない
参考文献
遺伝子の分子生物学(ワトソン他)、Genes VIベンジャミン・レヴィン)
成績評価方法
試験(100%)
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