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農業気象学

科 目
農業気象学
区 分
生物資源学科科目群
授業コード
15049
開設セメスター
1S
曜日・時限
木/12
単位数
2単位
担当者名
山崎 旬
授業の概要
農業はその地域の気候に適した作物・作型の選定、栽培管理が行われているが、気象は絶えず変動しており、作物の収量や品質は常にこの影響を受け、豊凶の差が生じる。農業気象学は主に気象学の知識を農業面に応用して農業生産の安定と向上に寄与するための学問と技術であると考える。したがって本科目においては、気象環境と農業生産の関係、気象環境の制御、気象災害の発生機構と対策など農業を気象的側面から捉えて論ずることとする。
授業計画
テーマ
内 容
第1回目
農業気象学の概要農学における農業気象学の範囲
第2回目
気候の形成と要因気象変化はどうしておこるのか
第3回目
農業気象の調査法農地における温度,湿度,風速,日射等の計測方法
第4回目
気候と農業①世界の気候区分と主要作物の生産分布
第5回目
気候と農業②日本の気候区分と農業の特色
第6回目
天候と作物気候条件から見た作季計画
作物の生育と収量の予測
第7回目
農地の気象とその調節方法①局地気候の形成とその改良
第8回目
農地の気象とその調節方法②微気象と作物の生育
第9回目
施設生産と環境調節被覆気象(ハウス・温室内環境)とその調節
第10回目
農業気象災害①農業気象災害の種類と対策(冷害、冷水害、風水害など)
第11回目
農業気象災害②農業気象災害の種類と対策(霜害、凍害、干害など)
第12回目
地球環境と農業温暖化,砂漠化,オゾン層破壊と農業の関係
第13回目
気象に関する情報とその利用天気予報の種類と農業への利用
第14回目
第15回目

使用テキスト
・新版 農業気象/岩切 敏 著/全国農業改良普及協会/2630円
参考文献
・農業気象学/坪井八十二編著/養賢堂/4017円
・天気図と気象の本/宮沢清治著/国際地学協会/1050円
成績評価方法
・試験
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