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養蜂学

科 目
養蜂学
区 分
農学科科目群
授業コード
15048
開設セメスター
5S
曜日・時限
水/78
単位数
2単位
担当者名
吉田 忠晴
授業の概要
ミツバチのコロニーは、しばしば「超固体」と呼ばれているように、コロニーを構成する個々の働き蜂は、「細胞」に似たような働きをする。働き蜂が蜜を集めるときに使うコミュニケーションなどにみられる高度な社会行動や生態の多様性、花粉を集める際に行う花粉媒介による農作物の経済的価値、ハチミツ、蜂ろう、ローヤルゼリーに代表される生産物など、「資源昆虫」の代表格であるミツバチの基礎と応用について解説する。
授業計画
テーマ
内 容
第1回目
ミツバチの分類と形態分類学的位置、種類、最近確認された種
第2回目
群の構成と分業コロニーを形成するカスト、加齢にともなう分業
第3回目
ミツバチの生理性決定、女王分化などの発育生理
第4回目
ミツバチの生態情報伝達、採餌行動、分蜂などの巣内外の生態
第5回目
蜂群観察と採蜜付属蜂場での野外観察と採蜜実習
第6回目
ミツバチの配偶行動女王蜂と雄蜂の特異的な配偶行動
第7回目
ミツバチの人工授精昆虫の中で唯一確立された人工授精
第8回目
病気と害敵腐蛆病などの病気とダニなどの害敵
第9回目
養蜂の歴史と世界の養蜂人間とミツバチのかかわり
第10回目
蜜源植物、花粉源植物餌資源となる蜜源・花粉源植物
第11回目
ミツバチの生産物ハチミツ、蜂ろう、ローヤルゼリー、プロポリス、花粉など
第12回目
花粉媒介とその利用ポリネーターとしてのミツバチ
第13回目
第14回目
第15回目

使用テキスト
・養蜂の科学/佐々木正巳/サイエンスハウス/1800円
・授業時に随時プリント配布
参考文献
・ニホンミツバチの飼育法と生態/吉田忠晴/玉川大学出版部/2000円
・ミツバチの科学/岡田一次/玉川大学出版部/1500円
・ミツバチのはなし/酒井哲夫編/技報堂/1500円
成績評価方法
・試験100%
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