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農学特別講義

科 目
農学特別講義
区 分
農学科科目群
授業コード
35002
開設セメスター
3S4S
曜日・時限
集中
単位数
2単位
担当者名
露木 美英 他
【授業の概要】
            通常の講義スタイルから離れ、より自由な立場から農学について考えてみようという趣旨で開講されている科目です。本講義は、1つの基本テーマをもとに複数の教員によりリレー講義を行い、より広くまた多方面からのアプローチができるように工夫されています。今回の基本テーマは「今、再び農学を考える」です。これまでの農業はどうであったか、それが今日の農業にどのように影響してきたかを理解することが、新世紀の農業の方向性やあり方を模索する上で重要になると思います。農学部の6人の教員が以下の内容で各2回(50分×2時限×2回)を担当します。

            【授業の計画】
            バイオテクノロジーと農業:露木 美英
               近年めざましく発展した遺伝子組換え作物を中心に、従来のバイテクも含めて植物バイオテクノ   ロジーの農業との関わりについて、現状と将来の展望をみる。

            農業博物誌:小原 廣幸
               農業の起源から現代に至るまでの農業技術の進歩の事例をできるだけたくさん紹介する。農業に   対する先人の努力や工夫を考え、新しい農業の展開を考える時の参考にする。

            もう一度我々の食糧事情を見直そう:久保田 義正
               21世紀は「食糧危機の世紀」ともいわれる。人口増加などによる食料の需要が増す一方で、地球   規模で進行する砂漠化等による食料の供給を困難にする要因が増加している。ここでもう一     度日本の食糧事情を分析してみる。

            森林と農業の関わりと歩み:杉本 和永
               過去から現代までの国内での農業と森林の関係に触れ、森林と農業が一体で歩んできた過程や現   在の両者の現状と問題点や環境とのかねあいについて触れ、今後の方向性について考えていく。

            農業にかかわるミツバチの役割:吉田 忠晴
               ミツバチはハチミツを始めとする多様な養蜂生産物を我々に与えてくれるが、そのほかの機能と   して送粉(花粉媒介,ポリネーション)を行って、農業生産を高めてくれる。この花粉媒介につい   て、ハナバチ類を含めて解説する。

            有用な生物資源を活用しよう:田淵 俊人
               野生の植物を採集して生活していた時代、改良の時代について、その利用価値を最新のデータで   紹介し、これからの農業に生かしていく意義について解説する。
使用テキスト
各担当教員の判断で、必要に応じてそのつど資料を配布する。
参考文献
成績評価方法
出席状況を重視するとともに、各担当ごとのレポート結果を集計して総合的に評価する。
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