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農場実習I

科 目
農場実習I
区 分
生物資源学科科目群
授業コード
35001
開設セメスター
1S2S
曜日・時限
火/678火/567
単位数
1単位
担当者名
山崎 旬 他
授業の概要
農場実習Ⅰは,基本的な農作業技術の修得を目標として,春・秋セメスター通して,以下に示す15項目の内容を実施する.これにより植物栽培・家畜飼養における環境設定の方法(実践)と理論の習得を目指す.学生の実習への参加形態は,15人前後の班を編成し,基本的にはこの班ごとの参加とする.また,学生各自に圃場を与え,園芸作物(ミニトマト)を一作通して栽培することを課す.この課題は,圃場環境の設定を自ら考えて行い,日々の管理,調査を行うことで,管理技術の向上はもとより,設定環境に対する生物の反応を客観的に見る目を養うことを大きな目標とする. 
授業計画
テーマ
内 容
第1回目
ガイダンス農場実習の進め方と諸注意
第2回目
地球環境と農業生産について (説明会)植物と環境(光,温度,水,栄養など)の関係.
これまでの近代農業とこれからの持続的農業のあり方.
第3回目
管理作業①鎌の使い方鎌を用いた草刈り作業および使用後のメンテナンス(鎌研ぎ).
第4回目
管理作業②草刈り機の使い方草刈り機(刈り払い機)を用いて圃場周辺部の雑草防除作業.
第5回目
管理作業③各種資材,小農具の使い方野菜,果樹,花卉の管理作業(誘引,剪定,中耕,施肥など).
第6回目
a.小農具と農業機械
b.稲作の栽培暦  (説明会)
a.鎌,鍬,鋤の種類や用途.管理機,トラクターなど農業機械の利便性.
b.1年間の稲作の流れ(圃場準備~収穫まで).
第7回目
稲作田植え(春セメスター)または稲刈り(秋セメスター).
第8回目
収穫・調製果樹,野菜または花卉の収穫を行い.
収穫物に応じた適切な調製作業を行う.
第9回目
家畜管理(説明会)家畜生産(ウシ,ブタ)および飼養管理についての説明.
第10回目
牧場実習ウシ,ブタの飼養管理,飼料作物の収穫,調製.
第11回目
a.栽培課題について
b.雑草防除法
c.草刈り機の使い方 (説明会)
a.作物(ミニトマト)栽培課題の進め方の説明
b.様々な雑草防除の種類と意義の説明
c.草刈り機の安全な使い方の説明
第12回目
栽培作物の管理および調査①ミニトマトの栽植のため圃場準備(施肥,耕耘,整地など)を行い,苗の定植を行う.また,定植時の植物体の初期調査を行う.
第13回目
栽培作物の管理および調査②ミニトマトの栽培管理(除草,誘引,腋芽取り,病害虫防除など)および調査(生育状況,収量など)
圃場周辺の雑草防除など.
第14回目
栽培作物の管理および調査③ミニトマトの栽培管理(除草,誘引,腋芽取り,病害虫防除など)および調査(生育状況,収量など)
圃場周辺の雑草防除など.
第15回目
栽培作物の管理および調査④ミニトマトの栽培管理(除草,腋芽取り,収穫など)および調査(生育状況,収量など)

使用テキスト
実習ノート/玉川大学農学部
参考文献
農作業便覧/日本農作業研究会編/(財)農林統計協会
学校園の栽培便利手帳/日本農業教育学会編/農文協
成績評価方法
出席、実習態度、レポートの総合評価
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